特許
J-GLOBAL ID:200903007315903203

積層体の製造方法並びに樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312515
公開番号(公開出願番号):特開平11-138729
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 基材との密着性、長期耐候性、耐擦傷性、耐溶剤性などに優れるとともに、積層に最適な半硬化状態で長期間安定化できる半硬化フィルムを製造することによって、このフィルムを用いた効率よい積層体の製造方法を提供する。【解決手段】 主鎖が飽和のポリマーと、該ポリマーが有する官能基と20°C以上の温度で反応する第1架橋剤と、上記官能基と反応するために少なくとも80°C以上の温度を必要とする第2架橋剤とを混合する。この第1架橋剤を先に上記官能基の一部と反応させて、ゲル分率が40重量%以上95重量%以下の範囲内の状態である半硬化フィルムを得て、強化繊維含浸層に積層させる。この強化繊維含浸層における未硬化の熱硬化性樹脂を硬化させると同時に、第2架橋剤と上記官能基とを反応させて半硬化フィルムを架橋させることにより、積層体を形成する。
請求項(抜粋):
官能基を有し主鎖が飽和のポリマーに対して、該官能基と50°C以下で架橋反応する化合物からなる第1架橋剤と、該官能基と架橋反応するためには、少なくとも80°C以上の反応温度を必要とする化合物からなる第2架橋剤とを添加し、該第1架橋剤を先に上記ポリマーの官能基の一部と反応させて、ゲル分率が40重量%以上95重量%以下の範囲内の状態である半硬化フィルムを得る工程と、該半硬化フィルムを、未硬化状態の熱硬化性樹脂を強化繊維に含浸させた強化繊維含浸層に積層させる工程と、上記半硬化フィルムの積層後、未硬化状態の熱硬化性樹脂を硬化させると同時に、上記第2架橋剤と上記ポリマーにおける未反応の官能基とを反応させて該半硬化フィルムを硬化させる工程とを含むことを特徴とする積層体の製造方法。
IPC (6件):
B32B 31/00 ,  B32B 7/10 ,  B32B 27/04 ,  B32B 27/18 ,  C08F220/18 ,  C08F220/34
FI (6件):
B32B 31/00 ,  B32B 7/10 ,  B32B 27/04 A ,  B32B 27/18 Z ,  C08F220/18 ,  C08F220/34

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