特許
J-GLOBAL ID:200903007317603517
メタクリル系重合体の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-046134
公開番号(公開出願番号):特開2001-233912
出願日: 2000年02月23日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】高い耐熱温度と優れた耐熱分解性を兼ね備えたメタクリル系重合体を得る方法を提供すること。【解決手段】メタクリル酸メチル95〜99質量%とアクリル酸アルキルエステル1〜5質量%とを含む単量体混合物を、重合開始剤および連鎖移動剤(アルキルメルカプタン)の存在下、完全混合型反応器により連続的に重合するに際し、反応温度を100〜140°C、平均滞在時間を6時間以下とし、下記(1)式を満足する条件で重合を行う。【数1】f:fファクター(重合開始剤の種類に応じて適宜な値を入力する。)A:ラジカル重合開始剤濃度[mol/kg]B:連鎖移動剤濃度[mol/kg]C:重合体転化率[-]kd:反応器内の重合温度における重合開始剤の分解速度定数[1/min]τ:平均滞在時間[min]
請求項(抜粋):
メタクリル酸メチル95〜99質量%とアクリル酸アルキルエステル1〜5質量%とを含む単量体混合物を、ラジカル重合開始剤および連鎖移動剤の存在下、完全混合型反応器により連続的に重合するメタクリル系重合体の製造方法において、前記ラジカル重合開始剤として1分子からCO2が1分子発生する、もしくはCO2が発生しない有機過酸化物、または1分子からN2が1分子発生するアゾ化合物を用いるとともに前記連鎖移動剤としてアルキルメルカプタンを用い、反応温度を100〜140°Cの範囲内とし、平均滞在時間を6時間以下とし、さらに、下記(1)式を満足する条件で重合することを特徴とするメタクリル系重合体の製造方法。【数1】f:fファクター(ラジカル重合開始剤が有機過酸化物であって該有機過酸化物一分子からCO2一分子が発生する場合はf=0.5とし、ラジカル重合開始剤がアゾ化合物であって該アゾ化合物一分子からN2一分子が発生する場合はf=0.5とし、ラジカル重合開始剤が有機過酸化物であって該有機過酸化物からCO2が発生しない場合はf=1とする。)A:反応器に供給するラジカル重合開始剤の濃度[mol/kg]B:反応器に供給する連鎖移動剤の濃度[mol/kg]C:反応器出口における重合体転化率[-]kd:反応器内の重合温度におけるラジカル重合開始剤の分解速度定数[1/min]τ:平均滞在時間[min]
IPC (5件):
C08F 4/32
, C08F 2/00
, C08F 2/38
, C08F 4/04
, C08F220/18
FI (5件):
C08F 4/32
, C08F 2/00 A
, C08F 2/38
, C08F 4/04
, C08F220/18
Fターム (21件):
4J011BA01
, 4J011BA03
, 4J011BA06
, 4J011BA07
, 4J011BB01
, 4J011BB02
, 4J011BB03
, 4J011NA25
, 4J011NB04
, 4J015AA01
, 4J015AA03
, 4J015AA06
, 4J015BA05
, 4J015BA07
, 4J015BA08
, 4J100AL03P
, 4J100AL03Q
, 4J100AL04Q
, 4J100CA04
, 4J100FA03
, 4J100FA04
前のページに戻る