特許
J-GLOBAL ID:200903007328335891

離脱防止形管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137450
公開番号(公開出願番号):特開平11-315978
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 直管と切管と異形管が隣接する管継手では、不平均力に対向する曲げ剛性が不足であり、離脱防止機能を与える作業手順も煩わしい。【解決手段】 受口1の開口端11と挿し口2の外周面21間の環状隙間Sへ介装する環状の屈曲防止リング5と、挿し口先端面22から受口最深部の段差12間へ嵌合する切管用ライナ6とを具え、切管用ライナの一端は先端面22と挿し口外周面に添着しつつ延伸して挿し口外周面へ刻設した環状溝23へ嵌入する係合リング61を一体的に形成する。屈曲防止リング5と切管用ライナ6とが隣接して配置した異形管の不平均力に対抗する曲げモーメントを相乗的に強化する。切管ライナの取り付けは従来の挿し口リングの現地取り付けより遥かに簡単容易であり、防食性も遥かに信頼性が高いので課題を解決する。
請求項(抜粋):
受口1と挿し口2、両者間へ介装するゴム輪3、受口1へ嵌合した離脱防止用のロックリング4、挿し口2の先端側へ周設し前記ロックリング4と係合し得る突起からなる離脱防止形管継手において、受口1の先端の軸心側の開口端11と挿し口外周面21との間の環状隙間Sへ介装する環状の屈曲防止リング5と、挿し口先端面22から受口最深部の段差12との間へ嵌合する切管用ライナ6とを具え、該切管用ライナ6の一端は前記先端面22と挿し口外周面に添着しつつ延伸して挿し口外周面21へ刻設した環状溝23へ嵌入する係合リング61を一体的に形成し、前記屈曲防止リング5と切管用ライナ6とが隣接して配置した異形管の不平均力へ相乗的に対抗することを特徴とする切管を含む離脱防止形管継手。

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