特許
J-GLOBAL ID:200903007330084820

ホイールアライメント測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215410
公開番号(公開出願番号):特開平6-034347
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、タイヤ凸部等に起因する誤差を有効に補正し、正確なトー角若しくはトー量及びキャンバ角を測定する。【構成】 この発明のホイールアライメント測定装置は、発光手段4から出射する所定波長の光を介在としてタイヤ17の各部位までの距離を計測し、これに基づいてトー角若しくはトー量及びキャンバ角を測定することができる。また、タイヤ17に対して非接触状態での測定を行うのでタイヤ17の揺れ等に伴うトラブルが防止できる。また、この発明のホイールアライメント測定装置は、各タイヤ17の全周各部位に向けて多数回出射し反射させて戻る光の所要時間に基づいて得たデータから演算手段6が適正に演算し、換言すればタイヤ17凸部等に起因する誤差を有効に補正し、これによって正確な測定を行うことができる。
請求項(抜粋):
所定位置に静置した車輌の各タイヤについてトー量若しくはトー角とキャンバ角とを測定するホイールアライメント測定装置であって、左右のタイヤ間をつなぐアクスル軸方向に沿って進退するX移動体と、このX移動体に対して上下方向に移動するY移動体と、このY移動体に回転自在に軸支した回転軸の先端に各タイヤの表面と対面するように取付けられ、この回転軸と共に回転する回転板と、タイヤの回転中心位置と回転板の回転中心位置とを一致させる位置合せ手段と、前記回転板に対しタイヤと対向する外面側においてその半径方向に沿って移動可能に、かつ、互いに中心角を180度離間して設けた発光手段と、前記回転板と共に回転する発光手段から所定微小時間を保持して多数回出射し、タイヤ表面の各部位で反射して戻る光を入射する受光手段と、前記発光手段から受光手段に至るまでに光が伝播するのに要する時間に基づいて各タイヤのトー量若しくはトー角及びキャンバ角を算出する演算手段と、この演算手段が算出した各タイヤのトー量若しくはトー角やキャンバ角ついてのデータを表示する表示手段とを備えたことを特徴とするホイールアライメント測定装置。
IPC (2件):
G01B 11/26 ,  B62D 17/00

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