特許
J-GLOBAL ID:200903007341939585

磁性流体緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三戸部 節男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-307768
公開番号(公開出願番号):特開2005-076752
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 制御装置が故障する等してコイルへの通電電流が遮断された場合でも、通電時のソフト特性よりも大きな減衰特性を得ることができる磁性流体緩衝器の提供。【解決手段】 流体通路PAに、通電電流の大きさに応じて磁力を発生するコイル10と、コイル10が磁力を発生しているときに流体通路PAを開口させ、コイル10が磁力を発生していないときに流体通路PAを絞る第1及び第2のディスクバルブ11、12を設けた。これにより、コイル10が磁力を発生しているときには、ディスクバルブ11、12が流体通路PAを開口し、コイル10への通電電流に応じて流体通路PAを流通する磁性流体の粘度を変化させ、減衰特性をソフト特性とハード特性との間で調整できる。また、コイル10が磁力を発生していないときには、ディスクバルブ11、12が流体通路PAを絞るので、減衰特性をソフト特性よりも大きな減衰特性にできる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
磁力の大きさに応じて粘度変化する磁性流体を内部に備えたシリンダと、該シリンダ内に摺動自在に嵌挿されシリンダ内を2室に画成するピストンと、該ピストンの前記シリンダ内の摺動によって前記磁性流体が流通する流体通路と、を備えた磁性流体緩衝器において、 前記流体通路には、通電電流の大きさに応じて磁力を発生するコイルと、該コイルが磁力を発生しているときに前記流体通路を開口させ、前記コイルが磁力を発生していないときに前記流体通路を絞る絞り手段と、を設けたことを特徴とする磁性流体緩衝器。
IPC (2件):
F16F9/53 ,  F16F9/348
FI (2件):
F16F9/53 ,  F16F9/348
Fターム (5件):
3J069AA53 ,  3J069CC13 ,  3J069DD25 ,  3J069EE05 ,  3J069EE35
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第5,277,281号公報

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