特許
J-GLOBAL ID:200903007349644410

転動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-029274
公開番号(公開出願番号):特開2000-226641
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】耐食性や疲労寿命に優れた転動装置を提供する。【解決手段】ステンレス鋼材に対して、耐食性に悪影響を与えると共に含有量が多い場合には粗大共晶炭化物を形成して機能を低下させる成分である炭素を、同程度の固溶強化作用のある窒素で一部置換して、炭素濃度を一定の範囲内に規制することにより、粗大な共晶炭化物の形成を抑制して、結晶粒径を20μm以下に制御することにより、更に耐食性や転動寿命等の機能を高める。また、Ti、Nb、Wの少なくとも1種類以上を0.05重量%添加することにより、更にその効果を強め、長寿命化を図る。
請求項(抜粋):
軸体又は内輪及び外輪及び複数の転動体を備えた転動装置において、前記構成部品の少なくとも一つが、重量%で、C;0.6%以下、Cr;10%以上20%以下、Mn;0.1%以上0.8%以下、Si;0.1%以上1.0%以下,N;0.05%以上0.2%未満、Mo;3.0%以下、V;1.0%以下、Co;7%以下、残部Fe及び不可避成分を含有し、且つCとCrの含有量の関係がC%≦-0.05Cr%+1.41を満足し、且つCとNの和C+N≧0.45を満足するマルテンサイト系ステンレス鋼で構成されており、且つその平均結晶粒径が20μm以下であることを特徴とする転動装置。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/30 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/62
FI (5件):
C22C 38/00 302 H ,  C22C 38/30 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/62
Fターム (12件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101AA64 ,  3J101AA65 ,  3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101EA06 ,  3J101FA31
引用特許:
審査官引用 (2件)

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