特許
J-GLOBAL ID:200903007358413889

検査用マイクロチップおよび検査装置と検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松下 義治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-378227
公開番号(公開出願番号):特開2005-140666
出願日: 2003年11月07日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 抗原抗体反応を用いた検査において、検体および試薬の必要量を少なくし標識物質を不要にする。【解決手段】 検査用マイクロチップ1に流体供給口5と廃液タンク部6と流路部7と空気供給路8が形成されている。流路部7の分岐部分7bは流体供給口5に連通し、バルブ部11を有する。合流部分7aは廃液タンク部6に連通し、反応槽部10を有する。反応槽部10内にはカンチレバー16があり、検知手段21がその撓みを検出する。試薬を流路部7から反応槽部10へ供給すると、試薬内の抗体がカンチレバー16に付着して固相化する。検体を流路部7から反応槽部10へ供給すると、検体内の抗原がカンチレバー16上の抗体と反応して捕捉される。この抗原抗体反応による錯体が、カンチレバー16の撓み量を増大させ、検知手段21が検知した撓み量の変化から、検体中の抗原の同定および定量が行われる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
基板に形成された反応槽部と、 前記基板に形成されており、少なくとも試薬と検体とをそれぞれ独立して前記反応槽部に供給可能な流路部と、 前記基板に形成されており、前記反応槽部に連通している廃液タンク部と、 前記流路部に設けられており、流体の流通を制御する開閉可能なバルブ部と、 前記反応槽部内に配置されており、前記試薬内の物質と前記検体内の物質の少なくともいずれか一方を表面上に捕捉可能であり、かつ前記試薬内の物質と前記検体内の物質が結合する反応が行われるステージとなるカンチレバーとを有する検査用マイクロチップ。
IPC (5件):
G01N35/08 ,  G01N13/10 ,  G01N13/16 ,  G01N33/483 ,  G01N37/00
FI (5件):
G01N35/08 A ,  G01N13/10 D ,  G01N13/16 A ,  G01N33/483 Z ,  G01N37/00 101
Fターム (20件):
2G045FA11 ,  2G045FA34 ,  2G045FA40 ,  2G045FB03 ,  2G045JA07 ,  2G058AA05 ,  2G058AA09 ,  2G058CC08 ,  2G058CC11 ,  2G058CC14 ,  2G058DA07 ,  2G058DA09 ,  2G058EA01 ,  2G058EA14 ,  2G058EC01 ,  2G058FA10 ,  2G058FB03 ,  2G058FB12 ,  2G058GA02 ,  2G058GA11
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
  • マイクロチップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-305234   出願人:ミノルタ株式会社
  • 免疫分析装置と免疫分析方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-173041   出願人:財団法人神奈川科学技術アカデミー
  • センサー
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-528864   出願人:ケンブリッジユニヴァーシティテクニカルサービスイズリミティッド
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引用文献:
審査官引用 (2件)
  • Protein mass detection system in liquid for prosta
  • Protein mass detection system in liquid for prosta

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