特許
J-GLOBAL ID:200903007361802080

ラマンの相関分光学的分析方法およびそのための分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田代 烝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203050
公開番号(公開出願番号):特開平10-096698
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 粒子の拡散パラメータ、例えば拡散速度、拡散係数、粒子の局部的濃度、寸法および流動挙動を測定するための、良好な選択性を有し、かつ観測されるべき粒子の目印附けを必要としない方法を提供することであり、また対応する装置を提供することである。【解決手段】 光源、ことにレーザの励起光を試料に指向させ、観察される容積試料からのラマン散乱光を捕集して、分光器、ことに格子分光写真器に導いて、これをスペクトル線に分解し、少なくとも1本のスペクトル線の輝度を毎秒少なくとも10回それぞれの光検知器、ことに光電子倍増管またはフォトダイオードで測定し、このスペクトル線につき測定された輝度値に基づいて、このスペクトル線に対応する、試料中粒子の拡散パラメータ、濃度、寸法または流動挙動を、上記輝度値の変動分析、ことに自己相関分析または周波数分析により算出することを特徴とする、試料中粒子の拡散パラメータ、濃度、寸法または流動挙動の測定方法。
請求項(抜粋):
光源、ことにレーザの励起光を試料に指向させ、観察される容積試料からのラマン散乱光を捕集して、分光器、ことに格子分光写真器に導いて、これをスペクトル線に分解し、少なくとも1本のスペクトル線の輝度を毎秒少なくとも10回それぞれの光検知器、ことに光電子倍増管またはフォトダイオードで測定し、このスペクトル線につき測定された輝度値に基づいて、このスペクトル線に対応する、試料中粒子の拡散パラメータ、濃度、寸法または流動挙動を、上記輝度値の変動分析、ことに自己相関分析または周波数分析により算出することを特徴とする、試料中粒子の拡散パラメータ、濃度、寸法または流動挙動の測定方法。

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