特許
J-GLOBAL ID:200903007362072166

イオントラップ質量分析器において不所望なイオンを排出する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111148
公開番号(公開出願番号):特開平7-014540
出願日: 1994年05月25日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 イオントラップ質量分析器からイオンを選択的に排出する励起信号として用いるための時間ドメイン波形を計算する方法及び装置を提供する。【構成】 不所望なイオンの特性運動の周波数範囲をカバーする複数の離間された個別周波数を決定し、そしてこれらの個別周波数を処理して、時間ドメイン全体にわたり変化する複数の時間従属電圧振幅値を発生し、これら複数の時間従属電圧振幅値の周波数内容が全時間ドメインにわたり比較的均一になるようにすると共に、上記個別周波数に関連した大きさが周波数ドメインにわたり比較的均一になるようにする方法及び装置が提供される。
請求項(抜粋):
複数の電極を有するイオントラップと、所定の質量範囲にわたりイオンを捕らえるためのイオン捕獲フィールドを上記イオントラップ内に確立する手段と、上記イオントラップに捕らえたイオンを共振排出するためのイオン励起手段とを具備し、該手段は、イオントラップから共振排出されるべきイオンの特性運動の周波数範囲をカバーする複数の離間された個別の周波数を決定する手段と、上記個別の周波数を処理して、時間ドメイン全体にわたって変化する複数の時間従属電圧振幅値を発生し、これら時間従属電圧振幅値の周波数内容が全時間ドメインにわたって比較的均一であるようにすると共に、上記個別の周波数の大きさが周波数ドメインにわたって比較的均一であるようにする手段とを備えており、そして更に、上記時間従属電圧振幅値を上記イオントラップ電極に付与して上記イオンを共振排出するための手段を具備したことを特徴とするイオントラップ質量分析装置。

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