特許

J-GLOBAL ID：200903007368975273

内視鏡装置

発明者： 鈴木 達彦 ,  中村 一成 ,  小松 康雄 ,  大河 文行
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
代理人 (1件)： 伊藤 進
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-143650
公開番号（公開出願番号）：特開2000-197604
出願日： 1999年05月24日
公開日（公表日）： 2000年07月18日
要約：

【要約】【課題】 観察部位に色素を散布した場合の焦点ずれを防止しつつ観察光学系の焦点距離を自動調節できる内視鏡装置を提供する。【解決手段】 ビデオプロセッサ2のCDS回路10はCCD5の撮像信号から映像信号を抽出し、測光回路18は映像信号から測定した観察像の明るさ測定信号を絞り制御回路23に与え、絞り制御回路23は観察像の明るさを一定にすべく光源装置3の絞り機構20を制御する。CPU19は、観察像の明るさから被写体までの距離を得て、対物レンズ6とともに観察光学系を構成する液晶レンズ7を制御し、観察光学系の焦点距離を調節する。一方、色分布検出回路17は映像信号から観察像中の色素の有無を検出し、色素が検出された場合、CPU19は被写体までの距離を補正する。これにより、色素散布時でも焦点ずれなく、観察光学系の焦点距離を自動調節できる。

請求項（抜粋）：

被写体を照明するための照明光を発光する光源手段と、被写体像を結像する観察光学系と、前記観察光学系で結像された被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段による撮像信号から被写体像の明るさを示す明るさ情報を得る測光手段と、前記測光手段で得た明るさ情報により被写体像の明るさを一定に保つように前記光源手段からの照明光の光量を制御する絞り制御手段と、前記撮像手段による撮像信号から被写体像の色分布を検出する色分布検出手段と、前記観察光学系の焦点距離を可変とする焦点距離可変手段と、前記絞り制御手段からの絞り量を示す絞り量情報及び前記色分布検出手段からの出力に応じて前記焦点距離可変手段を制御する焦点距離可変制御手段とを具備したことを特徴とする内視鏡装置。

IPC (6件)：

A61B 1/04 372 ,  A61B 1/00 300 ,  G02B 7/28 ,  G02B 23/24 ,  H04N 5/238 ,  H04N 7/18

FI (6件)：

A61B 1/04 372 ,  A61B 1/00 300 Y ,  G02B 23/24 B ,  H04N 5/238 Z ,  H04N 7/18 M ,  G02B 7/11 N

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-013112
  
• 内視鏡撮像装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-104114   出願人：オリンパス光学工業株式会社
• 特開平4-013112