特許
J-GLOBAL ID:200903007369929224

車両のブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-049719
公開番号(公開出願番号):特開平9-240451
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 アンチロックブレーキ装置において、ブレーキシリンダ油圧の増圧時に常開型電磁弁のリニアソレノイドに印加する初期電流値を適切に設定することにより、前記増圧時におけるタイムラグの発生やショックの発生を回避する。【解決手段】 常開型電磁弁の閉弁によるブレーキシリンダ油圧の減圧に続いて、常開型電磁弁を開弁してブレーキシリンダ油圧を増圧するとき、常開型電磁弁のリニアソレノイドに印加する電流値Iを初期値I0 から漸減させる。前記初期値I0 は、リニアソレノイドによる常開型電磁弁の閉弁方向の推力と、マスタシリンダ油圧による開弁方向の荷重とが釣り合う電流値に設定されている。従って、電流値Iを初期値I0 から漸減させると、常開型電磁弁はタイムラグやショックを発生することなくスムーズに開弁する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダ(2)及びブレーキシリンダ(5)間に介装されて該マスタシリンダ(2)からの油圧が開弁方向に作用するとともに電磁手段(28)により閉弁方向に駆動可能な常開型電磁弁(Vo)と、ブレーキシリンダ(5)及びリザーバ(8)間に介装された常閉型電磁弁(Vc)とを備えてなり、制御手段(U)で前記常開型電磁弁(Vo)及び常閉型電磁弁(Vc)を制御することによりブレーキシリンダ(5)に伝達される油圧を減圧及び増圧する車両のブレーキ制御装置において、前記制御手段(U)は、前回の増圧終了時におけるブレーキシリンダ油圧(Pb)と、今回の減圧終了時におけるブレーキシリンダ油圧(Pb)の減圧量(ΔPb)とに基づいて、今回の増圧開始時に前記電磁手段(28)に印加する電気量(I0 )を決定することを特徴とする車両のブレーキ制御装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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