特許
J-GLOBAL ID:200903007379013252

パルス管冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-270145
公開番号(公開出願番号):特開平9-113050
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 パルス管4の高温端4b側から、その内部に流入する温度の高い作動流体が冷却部8側に到達するのを防止して、冷凍能力を向上させる。【解決手段】 パルス管4を上下方向に配置するとともに、その内部に、複数の球12を移動自在にを挿入する。これにより、バッファタンク5から常温の作動流体がオリフィス部材7を通って、配管6の開口端からパルス管4の高温端4b側へ噴出するとき、この作動流体が複数の球12に衝突して、その速度を低下するとともに、流れ方向を変更することにより、常温の作動流体が直接、冷却部8側に到達するのを防止して、冷凍能力を向上できる。
請求項(抜粋):
作動流体を圧縮、膨張させる圧縮部(1)、この圧縮部(1)に連結され、前記作動流体の膨張時の冷熱を蓄冷する蓄冷器(2)、この蓄冷器(2)に連結され、この蓄冷器(2)を通して加えられる圧力波によって前記作動流体が圧縮、膨張を繰り返して変位するパルス管(4)、および前記蓄冷器(2)のうち、前記パルス管(4)側端部に形成され、被冷却物を冷却する冷却部(8)を少なくとも備えたパルス管冷凍機において、前記パルス管(4)を上下方向に配置し、前記パルス管(4)の上端部を前記冷却部(8)に連結される低温端(4a)とし、前記パルス管(4)の下端部の高温端(4b)に高温側機器(5、11)からの配管(6)を連結し、さらに、前記パルス管4の内部に、前記配管(6)から噴出する作動流体が衝突する複数の移動部材(12)を移動自在に備えたことを特徴とするパルス管冷凍機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-313649

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