特許
J-GLOBAL ID:200903007380708442

車輌用灯具の反射鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-194129
公開番号(公開出願番号):特開平9-022607
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 正面から見た場合に、鉛直方向の幅が水平方向の幅に比して長くされた車輌用灯具の反射鏡において、鮮明なカットラインの形成と水平方向への光の拡散とを両立させる。【解決手段】 反射鏡1は、その正面形状において鉛直方向の幅が水平方向の幅に比して大きくされ、反射面2のうち反射鏡1の主光軸を含む水平面より上側に位置する領域4が、鉛直方向に沿って2つの領域5、6に区分されている。最上に位置する第1の領域5は、これによって投影されるフィラメント像がカットラインの形成に寄与する。また、その直下に位置する第2の領域6は、これによるフィラメント像が水平方向に最も拡散された投影パターンの形成に寄与する。そして、反射面2のうち、反射鏡1の主光軸を含む水平面より下側の領域9は、その投影パターンの水平方向の拡がりが、第2の領域6による投影パターンの水平方向の拡がりに比して小さくされている。電球挿入用の円孔3は、第1の領域5に影響しないように、第2の領域6と下側領域9とに跨がって形成される。
請求項(抜粋):
その主光軸方向から見た場合の鉛直方向の幅が水平方向の幅に比して長くされた車輌用灯具の反射鏡において、(1)反射面のうち反射鏡の主光軸を含む水平面より上側に位置する上側領域が鉛直方向に沿って2つの領域に区分されていること、(2)上側領域において、最も上方に位置する第1の領域はこれによる光源体の投影像が配光パターンにおけるカットラインの形成に寄与すること、(3)上側領域において上記第1の領域の直下に位置する第2の領域はこれによる光源体の投影像が配光パターンにおいて水平方向に最も拡散された投影パターンの形成に寄与すること、(4)反射面のうち反射鏡の主光軸を含む水平面より下側に位置する下側領域はその投影パターンの水平方向の拡がりが上記第2の領域による投影パターンの水平方向の拡がりに比して小さくされていること、(5)第2の領域と下側領域とに跨がるように光源挿入用孔が反射面に形成されていること、を特徴とする車輌用灯具の反射鏡。

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