特許
J-GLOBAL ID:200903007381657418

ピッチ補償された誘導電流位置トランスデューサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高矢 諭 ,  松山 圭佑 ,  牧野 剛博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-191032
公開番号(公開出願番号):特開2008-026328
出願日: 2007年07月23日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】レイアウトの制約に関係する空間位相誤差が低減された誘導電流位置トランスデューサを提供する。【解決手段】トランスデューサの各巻線510A、510B、510Cは、測定軸に沿って交替する仮想基本極性ゾーンPZ内に配列されたループのセットと、測定軸に沿って基本極性ゾーンからオフセットされた仮想オフセット極性ゾーンOPZ中に配列されたループのセットを備える。仮想オフセットゾーンは、反対極性の重なりを持つ基本及びオフセット極性ゾーンの位置で定義される。レイアウトの制約のため、各巻線は、オフセットゾーンの過半の結合領域とは異なるアンバランスな結合領域を含むオフセットゾーンを持つ。巻線は、各巻線のオフセットゾーン内に含まれるアンバランスな結合領域の量が、各巻線に対してほぼ同じとなるように配置され、それらの位相誤差をほぼ同じにする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ピッチ補償された誘導電流位置トランスデューサであって、 測定軸方向に整列されたスケールトラックに沿って、スケール波長に従って周期的に配列された複数のスケール要素を含む第1の部材と、 該第1の部材に近接して位置された第2の部材であって、第1及び第2の部材の少なくとも一方が測定軸方向に沿って相対移動可能なものと、 変化する磁束を発生するための、第2の部材上に位置された、少なくとも一つの磁場発生器と、 該少なくとも一つの磁場発生器の変化する磁束と結合された、第2の部材上に位置する、少なくとも一つの磁場センサであって、前記変化する磁束との結合が、スケールトラックに沿って周期的に配列されたスケール要素によって影響を受け、前記磁場センサが、スケールトラックに沿って整列された、互いに重なる複数の巻線を有し、各巻線が、 正極性のループと負極性のループを含む第1のループのセットであって、該第1のループのセットが、スケール波長で測定軸方向に周期的に極性が交代する複数の仮想基本極性ゾーンに対応して配列され、 正極性のループと負極性のループを含む第2のループのセットであって、該第2のループのセットが、スケール波長で測定軸方向に周期的に極性が交代する複数の仮想オフセット極性ゾーンに対応して配列され、 該オフセット極性ゾーンが、基本極性ゾーンから、測定軸方向に沿ってスケール波長の半分より小さなオフセット寸法だけオフセットされ、 基本極性ゾーンが、反対極性を持つオフセット極性ゾーンと重なる測定軸方向の位置で、各仮想オフセットゾーンが、各巻線の全長に沿って定義され、 前記第1のループのセットを形成する巻線の導体部分が、前記第2のループのセットを形成する巻線の導体部分に直列接続によって接続され、 複数の巻線のそれぞれが、オフセットゾーン内のネット結合領域がアンバランスなネット結合領域である少なくとも一つのオフセットゾーンを含み、該オフセットゾーン内の総結合領域が、その巻線の任意のオフセットゾーンにも含まれる単一ループ領域の任意の部分の最大のものよりも小さく、 複数の巻線の各巻線の位相誤差が略同一になるように、複数の巻線が配置されていることを特徴とするピッチ補償された誘導電流位置トランスデューサ。
IPC (1件):
G01D 5/245
FI (1件):
G01D5/245 E
Fターム (8件):
2F077AA11 ,  2F077CC02 ,  2F077PP10 ,  2F077PP21 ,  2F077QQ07 ,  2F077UU07 ,  2F077VV10 ,  2F077WW04
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 米国特許第5886519号明細書
  • 米国特許第6011389号明細書
  • 米国再発行特許RE37490号明細書
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審査官引用 (1件)

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