特許
J-GLOBAL ID:200903007388313307

血圧モニタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087797
公開番号(公開出願番号):特開平5-253196
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 生体表面の動脈上を押圧する脈波センサにて検出される圧脈波に基づいて血圧値を連続的に測定する血圧モニタ装置において、脈波センサの押圧による生体の負担を軽減する。【構成】 脈波センサの最適押圧力Ps においてモニタ血圧値が安定したら、圧脈波の第1上ピークと第2上ピークとの間の安定時ピーク間時間に対して実際のピーク間時間が所定範囲内に維持されるように脈波センサの押圧力を下げてその押圧力に維持し、押圧力低下前の血圧値を表示するとともに、低下押圧力で逐次求められるピーク間時間が安定時ピーク間時間に対して所定範囲内に維持されているか否かに基づいて血圧値が変化したか否かを判定し、変化した場合には最適押圧力Ps に戻す。
請求項(抜粋):
生体の表面の動脈上に押圧されて該動脈から発生する圧脈波を検出する脈波センサと、該脈波センサの押圧力を連続的に変化させ、その過程で逐次検出される圧脈波に基づいて最適押圧力を決定し且つ該脈波センサの押圧力を最適押圧力に維持する押圧力調節手段と、該最適押圧力において逐次検出される圧脈波に基づいて血圧値を連続的に決定する血圧値決定手段と、該血圧値を表示する表示器とを備えた形式の血圧モニタ装置であって、前記圧脈波の第1上ピークと該第1上ピークに続いて現れる第2上ピークとの間のピーク間隔を求めるピーク間隔決定手段と、前記脈波センサの最適押圧力において連続的に測定される血圧値が安定しているか否かを判定する血圧安定判定手段と、該血圧安定判定手段により血圧値が安定していると判定された場合には、前記ピーク間隔決定手段により求められた安定時ピーク間隔を記憶する安定時ピーク間隔記憶手段と、前記安定時ピーク間隔に対して実際のピーク間隔が所定の範囲内に維持されるように前記脈波センサの押圧力を前記最適押圧力よりも所定値低くし且つ該低くした押圧力に維持する第2の押圧力調節手段と、該第2の押圧力調節手段により前記脈波センサの押圧力が最適押圧力よりも所定値低い押圧力に維持された状態においては、該第2の押圧力調節手段により押圧力が低くされる前の血圧値を前記表示器に表示させる表示手段と、前記脈波センサの押圧力が最適押圧力よりも所定値低い押圧力に維持された状態において、前記ピーク間隔決定手段により逐次求められたピーク間隔が前記安定時ピーク間隔に対して所定の範囲内に維持されているか否かに基づいて、前記血圧値が変化したか否かを判定する血圧変化判定手段とを含むことを特徴とする血圧モニタ装置。

前のページに戻る