特許
J-GLOBAL ID:200903007389764957

ATM網におけるIPパケットのルーズソースルーティング方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-202591
公開番号(公開出願番号):特開平11-032058
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 送信元のポリシーにより転送経路を自由に指定することができ、かつ遅延の少ない転送が可能なルーズソースルーティング方式を提供する。【解決手段】 送信元ゲートウェイ装置1aは、ユーザLAN1lより受信したIPパケットを、ノード1c、1eを経由してゲートウェイ装置1gへ転送する場合、送信パケットをATMセルに分解すると共に、経由するノード1c、1eのアドレスを宛先アドレスフィールドに含んだ疑似BOM1セル、疑似BOM2セルを作成し、実際の宛先アドレスが入ったBOMセルの前に付与してATM網へ送信する。ATMノード1c、1eでは、先頭の疑似BOMセルの宛先IPアドレスフィールドの値が自ノードのアドレス値と同一であることを検出し、該疑似BOMセルを廃棄し、後続のBOMセルを改めてパケットの先頭セルとして同一パケットに属する全てのセルを次のATMノードへ向けて転送する。最終的に元のパケットのセル列は、BOMセルに指定されたゲートウェイ装置1gに到達し、パケットに組み立てられ、ユーザLAN1mへ送信される。
請求項(抜粋):
ユーザLANを収容し、ユーザLANより送信されたIPパケットを複数のATMセルに分解してATM網へ転送すると共に、該ATM網から受信したATMセルをパケットに変換してユーザLANへ転送するゲートウェイ装置と、前記ATM網内に設けられ、受信したATMセルからパケットの宛先アドレスを検出し、検出した宛先アドレスに従ってパケットのATMセルのVPI/VCIを書き換え、所定の方路へ転送するATMノードとを備えたATM網におけるIPパケットのルーズソースルーティング方式において、前記ゲートウェイ装置は、転送するパケットの先頭セル(BOMセル)の前に、経由するATMノードアドレスを指定する一つ以上のBOMセルを追加する手段を備えていることを特徴とするATM網におけるIPパケットのルーズソースルーティング方式。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/46 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/00 310 C

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