特許
J-GLOBAL ID:200903007393293640

樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏原 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076930
公開番号(公開出願番号):特開平7-276364
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】コストを低減し、広い設置スペースを不要とする。【構成】剥離筒30と剥離ロール40との間に粗粉砕体を通し、衝撃作用,攪拌作用により粗粉砕体の表面塗膜を擦りとって剥離するようにしたから、塗膜の分離処理が簡略になり、多くの工数を要しないで、樹脂製廃棄物の表面塗膜を除去することができ、コストを低減することができる。また、スペースも取らない。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン樹脂製の廃棄物を破砕して粒状の粗粉砕体とし、該粗粉砕体の表面を擦って、該粗粉砕体の表面に塗布された樹脂製の塗膜を剥離し、樹脂材料を再生するようにした樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置であって、一端が粗粉砕体の受入側で他端が吐出側である剥離筒と、複数の緩傾斜した突条を外周に有しており、前記剥離筒の内壁面との間に粗粉砕体処理用の間隙を形成するよう配設された剥離ロールとにより粗粉砕体の塗膜の剥離装置を構成し、前記剥離筒の吐出側に吐出口を臨んで設けられるとともに、該吐出口を塞ぐようにして配設された押え板を有し、該押え板の押し付け力を加減して粗粉状体の流出量を調整し、前記剥離筒内の圧力を調整して、前記剥離筒内の圧力、前記剥離ロールの回転数および粗粉砕体の投入量に起因する前記剥離筒内の粗粉砕体の品温を80°C〜115°Cに調整可能な圧力調節部を設けたことを特徴とする樹脂製廃棄物の表面塗膜分離装置。
IPC (3件):
B29B 17/00 ,  B09B 5/00 ZAB ,  B29K 23:00

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