特許
J-GLOBAL ID:200903007394421332

水処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187359
公開番号(公開出願番号):特開平9-029260
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】小型でメンテナンス頻度が少なく且つ流水処理においても案内した処理能力が得られる水処理装置を提供すること。【課題解決手段】生成したフロックを電解浮上させる前処理槽としての内槽1と、沈澱作用を利用して不純物を分離ろ過する後処理槽としての外槽2を持つ。対をなす環状の第1及び第2の電極(17,18)(19,20)を、通水方向である上下方向に交互に積層し、内槽1内に配置した。第1及び第2の電極17〜20にそれぞれ埋設した不溶解性の補助電極が、電気の流れを確保し、第1及び第2の電極の不動態化を防止する。内槽1から外槽2への連通口3を絞ることにより内槽1からの流出速度を制限し、内槽1から外槽2へ電解生成物が流出しないようにした。
請求項(抜粋):
供給経路(R) を介して連続的に供給される被処理水の電解反応処理により生じたフロックを電解浮上させるための前処理槽(1) と、水との比重差による沈澱作用により不純物を分離ろ過するための後処理槽(2)と、前処理槽(1) の底部に形成され、後処理槽(2) の底部に連通した連通口(3) と、後処理槽(2) の上部に開口され、処理済水を排出する排出口(5) と、環状をしており、前処理槽(1) 内に収容され、且つ上下方向に沿う同一軸線上に所定間隔をあけて少なくとも一対が交互に対向配置された、互いに反対極性の第1及び第2の電極(17,18)(19,20)と、隣接する第1及び第2の電極(17,18)(19,20)にそれぞれ端面(30a) を露出した状態で埋設され、互いの端面(30a) 同士が相対した不溶解性の補助電極(30)とを備え、上記連通口(3) は、該連通口(3) を通しての被処理水の後処理槽(2) への流出速度が前処理槽(1) 内での電解生成物の上昇速度よりも小さくなるように、所定の絞りが与えられていることを特徴とする水処理装置。
IPC (3件):
C02F 1/463 ,  C02F 1/465 ,  C02F 1/46 ZAB
FI (2件):
C02F 1/46 102 ,  C02F 1/46 ZAB

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