アンモニア含有ガスの処理方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：萩野平 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-337150
公開番号（公開出願番号）：特開平10-174843
出願日： 1996年12月17日
公開日（公表日）： 1998年06月30日
要約：

【要約】【課題】高濃度のアンモニア含有ガスを触媒酸化分解法により処理するに際して、NO<SB>x </SB>ガスの生成を極力抑制して、後処理工程の脱硝処理工程を必要としないアンモニア含有ガスの処理方法を提供する。【解決手段】高濃度のアンモニア含有ガスを分解触媒触媒層に導入して、アンモニアを触媒酸化分解させる方法において、前記触媒層での酸化発熱による処理ガス温度上昇(△T)を10〜200°Cの範囲で、触媒層への前記混合ガスの導入温度(T<SB>in</SB>)を下記式により求められる範囲で、且つ100°C<T<SB>in</SB><204°Cの範囲に制御することを特徴とするアンモニア含有ガスの処理方法。式・・T<SB>in</SB>=T<SB>r </SB>-(△T・k)/2、(式中、T<SB>r </SB>は、触媒層内平均ガス温度で、(T<SB>in</SB>+T<SB>out </SB>)/2=T<SB>r </SB>により求められる値。T<SB>out </SB>は、触媒層からの処理ガスの排出温度。kは、触媒層温度維持定数であって、0〜1。)

請求項（抜粋）：

水蒸気又は空気以外の最多量成分がアンモニアであるアンモニア含有ガスを気体状酸化剤と混合させた混合ガスを分解触媒触媒層に導入して、アンモニア及び共雑有機物を触媒酸化反応により窒素、水及び炭酸ガスに分解させる方法において、前記触媒層での酸化発熱による処理ガス温度上昇(△T)を10〜200°Cの範囲で、触媒層への前記混合ガスの導入温度(T<SB>in</SB>)を下記式(1)により求められる範囲で、且つ100°C<T<SB>in</SB><204°Cの範囲に制御することを特徴とするアンモニア含有ガスの処理方法。式(1) T<SB>in</SB>=T<SB>r </SB>-(△T・k)/2(式中、T<SB>r </SB>は、触媒層内平均ガス温度で(T<SB>in</SB>+T<SB>out </SB>)/2=T<SB>r </SB>により求められる値。T<SB>out </SB>は、触媒層からの処理ガスの排出温度。kは、触媒層温度維持定数であって、0〜1。)

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