特許
J-GLOBAL ID:200903007400253080

コンクリート構造物の爆裂制御方法、コンクリートの爆裂深さ予測方法、および耐爆裂性を有する合成繊維混入コンクリート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-111094
公開番号(公開出願番号):特開平11-303245
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート中に混入すべき合成繊維の種類、寸法および使用量を、構造物に要求される性能や、構造物を施工するにあたっての作業性およびコストに関する条件を勘案しながら適正に決定する【解決手段】 火災時および火災後にコンクリート構造物に対して要求される供用性能をあらかじめ設定しておき、この供用性能に基づいて、コンクリート構造物を構成する各部材に許容される断面欠損量を算定し、この断面欠損量に基づいて各部材において発生が想定されるコンクリートの爆裂による剥離深さ寸法を調整する。この調整の際には、各部材を構成するコンクリートの水セメント比(水結合材比)、該コンクリートに混入する合成繊維の種類、該合成繊維の寸法、および該コンクリートに対する該合成繊維の混入率のうち少なくとも一つまたはそれ以上を調整する。
請求項(抜粋):
コンクリート構造物が火災を受けた場合を想定して、火災時および火災後に該コンクリート構造物に対して要求される供用性能をあらかじめ設定しておき、該供用性能に基づいて、前記コンクリート構造物を構成する各部材に許容される断面欠損量を算定し、該断面欠損量に基づいて前記各部材において発生が想定されるコンクリートの爆裂による剥離深さ寸法を調整してなり、該調整に際しては、前記各部材を構成するコンクリートの水結合材比、該コンクリートに混入する合成繊維の種類、該合成繊維の寸法、および該コンクリートに対する該合成繊維の混入率のうち少なくとも一つまたはそれ以上を調整することを特徴とするコンクリート構造物の爆裂制御方法。
IPC (3件):
E04B 1/94 ,  C04B 28/02 ,  C04B 16:06
FI (2件):
E04B 1/94 Z ,  C04B 28/02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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