特許
J-GLOBAL ID:200903007404596543

電動車両の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226393
公開番号(公開出願番号):特開平8-098312
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 油圧制動を加えた場合にブレーキマスタシリンダとホイールシリンダとの間の差圧が検出できなくても、回生制動によって制動力の低下が防止できる。【構成】 前輪Fr側の異常は、前輪Fr側のホイールシリンダ5(Fr)側の配管63から圧力センサ11が検出したマスタシリンダ圧Pmと圧力センサ12が検出するホイールシリンダ圧Pwとの差圧Pm-Pwを求めて、ホイールシリンダ圧Pwがゼロに近い値となった場合には、回生制動の制動力は本来の差圧Pm-Pwの値よりも大きくなるから、正常の回生制動を行うことができ、制動力不足が発生することがない。また、第1の油圧系統の異常があっても、回生制動を行うことができ、効率の高い回生を行うことができる。
請求項(抜粋):
車上バッテリーからの電力により車輪を駆動する電気駆動手段と、前記車輪の回転に伴なって前記電気駆動手段が発生する電力を前記車上バッテリーに回生する回生制動手段と、ブレーキペダルの操作量に応じた液圧を発生する前輪側及び後輪側の2系統の液圧発生手段と、前記液圧発生手段が発生する液圧に応じて車輪に制動力を与える前輪側及び後輪側の2系統の液圧制動手段と、前記液圧発生手段から液圧制動手段への液圧の伝達を制御する弁手段とを具備し、車輪の回生制動条件に応じて回生制動手段による制動動作から液圧制動手段による制動動作への切替えを行う電動車両の制動装置において、前記液圧発生手段で発生させた前輪側及び後輪側のうちの前記電気駆動手段が駆動する車輪側の液圧を検出する発生液圧検出手段と、前記液圧制動手段に加わる前輪側及び後輪側のうちの前記電気駆動手段が駆動しない車輪側の液圧を検出する制動液圧検出手段とを具備することを特徴とする電動車両の制動装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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