特許
J-GLOBAL ID:200903007405118785

原子力関連装置のプール,セルの金属ライニング工法 及びそのための壁板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-359548
公開番号(公開出願番号):特開平6-082596
出願日: 1991年12月30日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】内面に金属板のライニングされて成るプール、セルを容易に、而も低コストで製作することができると共に、漏洩検知溝を形成し易くまた確実に形成することができる工法及びそのための壁板を提供する。【構成】少なくとも厚さ15ミリメートル以上の単位壁板の複数を上下左右方向に渡って順次互いに溶接し壁板2を構築する。単位壁板はその一端がコンクリート5側の下段と槽内側の上段の二段に形成され、その他端がコンクリート5側から槽内側に向って順次上段,中段,下段の三段に形成され、一方の単位壁板の一端と他方の単位壁板の他端を接合せしめると一方の単位壁板の一端の下段と他方の単位壁板の他端の中段との間で、一方の単位壁板の一端の上段と他方の単位壁板の他端の下段及び一方の単位壁板の一端の下段と他方の単位壁板の他端の上段との間に囲まれた漏洩検知溝を形成する。
請求項(抜粋):
コンクリート製の原子力関連装置のプール、セルの内面に壁板をライニングする工法に於いて、取り付け金物9によって支持された、少なくとも厚さ15ミリメートル以上の単位壁板4の複数を上下左右方向に渡って順次互いに溶接することにより壁板2を構築し、この構築の後に壁板2の外側にコンクリート5を打設してコンクート製の原子力関連装置のプール,セル1を構築し、しかも上記単位壁板4はその一端Cがコンクリート側の下段Fと槽内側の上段Eの二段に形成され、その他端Dがコンクリート側から槽内側に向って順次上段G,中段H,下段Iの三段に形成され、上記一方Aの単位壁板4に対して他方Bの単位壁板4を溶接するに際し、一方Aの単位壁板4の一端Cとそれに隣接する他方Bの単位壁板4の他端Dとを、一方Aの単位壁板4の一端Cの上段Eと他方Bの単位壁板4の他端Dの下段I,一方Aの単位壁板4の一端Cの下段Fと他方Bの単位壁板4の他端Dの上段Gとが合うように接合せしめ、その状態で上記一方Aの単位壁板4の一端Cの上段Eと他方Bの単位壁板4の他端Dの下段Iとの間に形成される溶接部分Jを溶接し、それによって一方Aの単位壁板4の一端Cの下段Fと他方Bの単位壁板4の他端Dの中段Hとの間に形成され、しかも一方Aの単位壁板4の一端Cの上段Eと他方Bの単位壁板4の他端Dの下段I及び一方Aの単位壁板4の一端Cの下段Fと他方Bの単位壁板4の他端Dの上段Gとの間に囲まれた漏洩検知溝Kが形成され而も接合部分Sをシール材にてシールしたことを特徴とする原子力関連装置のプール,セルの金属ライニング工法。
IPC (4件):
G21D 1/00 ,  E04B 2/00 ,  G21C 13/00 ,  G21C 19/07
FI (3件):
G21D 1/00 T ,  G21C 13/00 K ,  G21C 19/06 A

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