特許
J-GLOBAL ID:200903007409881700

適応型最尤系列推定受信器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220360
公開番号(公開出願番号):特開平5-063605
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】 通信路特性の変動が速いディジタル移動通信に用いられる適応等化器において、その適応型トランスバーサルフィルタのタップ係数の追従速度を上げることによって通信路特性に追従することを目的とする。【構成】 受信信号としてプリアンブルを受信した場合に、復号結果を用いずにプリアンブルを用いて受信信号レプリカを生成し、かつステップサイズを大きく設定できる手段を有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
適応型トランスバーサルフィルタを含む通信路インパルスレスポンス推定部と、この適応型トランスバーサルフィルタのタップ係数が通信路インパルスレスポンスとして与えられる最尤系列推定部とを備え、上記適応型トランスバーサルフィルタは、与えられる復号結果を再変調して受信信号レプリカを生成する再変調手段と、受信信号に対して復号による遅延分の遅延を与える遅延手段と、この再変調手段で生成された受信信号レプリカとこの遅延手段で遅延が与えられた受信信号と比較して生成した誤差信号にステップサイズを乗じる演算手段を含み、最小二乗平均アルゴリズムに基づきタップ係数を生成するタップ係数制御回路とを備えた適応型最尤系列推定受信器において、上記適応型トランスバーサルフィルタは、与えられる復号結果から既知のプリアンブル信号に相当する信号を検出するプリアンブル検出器と、このプリアンブル信号が記憶された第一の記憶手段と、上記プリアンブル検出器がプリアンブル信号に相当する信号を検出すると上記第一の記憶手段に記憶されたプリアンブル信号を上記再変調手段に与え、プリアンブル信号以外の信号に相当する信号を検出するとこの信号を上記再変調手段に与える選択器と、複数のステップサイズが記憶され、プリアンブル信号以外の信号に相当する信号を検出するときに、上記プリアンブル検出器がプリアンブル信号に相当する信号を検出するときに生成される誤差信号に乗ずるステップサイズより大きいステップサイズを上記タップ係数制御回路に与える第二の記憶手段とを備えたことを特徴とする適応型最尤系列推定受信器。
IPC (2件):
H04B 3/06 ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-161415
  • 特開昭64-057831

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