特許
J-GLOBAL ID:200903007415060327

コンソールリッドのスライド回転構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-275394
公開番号(公開出願番号):特開平6-099775
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 コンソールリッドをコンソールボディに対して所要距離だけスラスドさせると共に、該リッドをコンソールボディの上方に回動させるようにする。【構成】 このコンソールリッド10は、図に示す如く、案内溝14aが設けられたヒンジ14に、平面コ字状のレインフォース16が取付けられる。このレインフォース16には、その長手方向に沿って摺動するロックバー20が、ガイドレール18を介して配設される。このロックバーには、その一端部にストッパピン24が配設されており、常には、前記リッド10の内側面に設けた溝状係合部26aに係合されている。そしてロックバー20の前面に取付けられたレバー12を回動させ、前記ストッパピン24を溝状係合部26aから離脱させることにより、リッド10を後方へスライドさせる共に、案内溝14aに沿って上方に回動させることができる。
請求項(抜粋):
物品収納部(15)を内部に画成してなるコンソールボディ(11)と、前記物品収納部(15)の上方開口部に一端部において回動可能に取付けたコンソールリッド(10)と、このコンソールリッド(10)の他端部側に配設され、該リッド(10)を前記コンソールボディ(11)に対し解除自在に固定するレバー(12)とを備えた車両用のコンソールボックスにおいて、車両の運転席付近に位置して固定的に設けられ、前記コンソールリッド(10)の移動範囲を規制する案内溝(14a)を有する固定部材(14)と、前記固定部材(14)に一端部において回動自在に軸支され、前記コンソールリッド(10)を支持するコ字状の支持部材(16)と、前記支持部材(16)の所要部位に配設され、該支持部材(16)と交差する方向に進退可能な係止機構(24)と、前記支持部材(16)の左右両側面部に取付けられ、前記係止機構(24)の進退方向と並列的に位置するようになっている係止部材(28)と、前記支持部材(16)の長手方向に沿って取付けられ、該支持部材(16)に対し所要の間隙を有している案内部(18)と、前記案内部(18)および支持部材(16)の間に配設され、前記レバー(12)と接続して該案内部(18)に対し所要位置だけ移動される係合部材(20)と、前記コンソールリッド(10)の基部となる本体部材(26)に配設され、該コンソールリッド(10)を閉成した際に、前記係止機構(24)と係合してコンソールリッド(10)の移動領域を前方位置および後方位置に位置決めする係合部(26a)と、前記コンソールリッド(10)の外側面に取付けられ、これに突出形成した係合突片(21a)を前記固定部材(14)の案内溝(14a)に係合させてなる案内部材(21)とから構成され、前記コンソールリッド(10)に取付けた前記レバー(12)を回動させて、該レバー(12)と接続される前記係合部材(20)を所要方向に移動させることにより、前記コンソールリッド(10)に配設した係合部(26a)から前記係止機構(24)を離脱させ、該コンソールリッド(10)を前記コ字状の支持部材(16)に沿って、前記固定部材(14)の方向にスライドさせ、該コンソールリッド(10)を前記支持部材(16)と共に、前記コンソールボディ(11)の上方に回動させるようにしたことを特徴とするコンソールリッドのスライド回転構造。
IPC (2件):
B60R 7/04 ,  B60N 2/46

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