特許

J-GLOBAL ID：200903007418046147

高分子量ポリフェニレンスルフィドの製造方法

発明者： 井上 洋 ,  坂根 毅彦
出願人/特許権者： 東ソー株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-348655
公開番号（公開出願番号）：特開平5-156014
出願日： 1991年12月06日
公開日（公表日）： 1993年06月22日
要約：

【要約】【目的】 高分子量ポリフェニレンスルフィドの製造方法を提供する。【構成】 ポリフェニレンスルフィドを製造する際に、少なくとも下記の2工程を経由することを特徴とする高分子量ポリフェニレンスルフィドの製造方法。第1工程;分子鎖末端に活性なハロゲンを有するポリフェニレンスルフィドプレポリマーを製造する工程。第2工程;第1工程で得られたポリフェニレンスルフィドプレポリマーとポリフェノールのアルカリ金属塩とを反応させる工程。

請求項（抜粋）：

有機アミド溶媒存在下、アルカリ金属硫化物とジハロベンゼンとを加熱,反応させてポリフェニレンスルフィドを製造する際に、少なくとも下記の2工程を経由することを特徴とする高分子量ポリフェニレンスルフィドの製造方法。第1工程;ジハロベンゼンの転化率が90%以上となるまで重合を行った後、電子吸引基で活性化されたハロゲンを1分子中に2個有する芳香族ジハロ化合物を添加し、さらに反応を継続することにより分子鎖末端に活性なハロゲンを有するポリフェニレンスルフィドプレポリマーを製造する工程。第2工程;第1工程で得られたポリフェニレンスルフィドプレポリマーと一般式(I)で示されるポリフェノールのアルカリ金属塩Ar(OM)n (I)(ここでArは炭素数6〜24個を有する芳香族残基、Mはアルカリ金属であり、nは2〜6の整数である)とを反応させる工程。