特許
J-GLOBAL ID:200903007424889369

リグニン誘導体を含有する抗HIV剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所 ,  中村 敦子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-035642
公開番号(公開出願番号):特開2004-244366
出願日: 2003年02月13日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】リグニン誘導体の一種であるリグノフェノール系誘導体を用いた抗HIV-1プロテアーゼ剤及び抗エイズウイルス剤を提供すること。【解決手段】(a)フェノール化合物により溶媒和されたリグニン含有材料に酸を添加し混合して得られるリグニンの一次誘導体をアルカリ処理して得られる水溶性のリグニン二次誘導体、(b)(a)記載のリグニン一次誘導体に対して炭素数1〜5の低級アルキル基を備えるカルボキシアルキル基によりカルボキシアルキル化されたリグニン二次誘導体及び(c)フェノール化合物により溶媒和されたリグニン含有材料に酸を添加し混合して得られるリグニンの一次誘導体をアルカリ処理して得られる水溶性及び/又は水不溶性のリグニン二次誘導体に対して炭素数1〜5の低級アルキル基を備えるカルボキシアルキル基によりカルボキシアルキル化して得られるリグニン三次誘導体、からなる群から選択される1種あるいは2種以上のリグニン誘導体を含有する抗HIV剤とする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
抗HIV剤であって、 (a)フェノール化合物により溶媒和されたリグニン含有材料に酸を添加し混合して得られるリグニンの一次誘導体をアルカリ処理して得られる水溶性のリグニン二次誘導体、 (b)(a)記載のリグニン一次誘導体に対して炭素数1〜5の低級アルキル基を備えるカルボキシアルキル基によりカルボキシアルキル化されたリグニン二次誘導体及び (c)フェノール化合物により溶媒和されたリグニン含有材料に酸を添加し混合して得られるリグニンの一次誘導体をアルカリ処理して得られる水溶性及び/又は水不溶性のリグニン二次誘導体に対して炭素数1〜5の低級アルキル基を備えるカルボキシアルキル基によりカルボキシアルキル化して得られるリグニン三次誘導体、 からなる群から選択される1種あるいは2種以上のリグニン誘導体を含有する、抗HIV剤。
IPC (4件):
A61K35/78 ,  A61P31/18 ,  A61P43/00 ,  C12N9/99
FI (5件):
A61K35/78 X ,  A61K35/78 Y ,  A61P31/18 ,  A61P43/00 111 ,  C12N9/99
Fターム (16件):
4C088AB03 ,  4C088AB74 ,  4C088AB76 ,  4C088AC04 ,  4C088AC05 ,  4C088AC06 ,  4C088BA19 ,  4C088CA08 ,  4C088CA21 ,  4C088CA22 ,  4C088CA23 ,  4C088MA07 ,  4C088NA14 ,  4C088ZB33 ,  4C088ZC20 ,  4C088ZC55
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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