特許
J-GLOBAL ID:200903007425109065
リガーゼ/ポリメラーゼ媒体された単一ヌクレオチド多型のジェネティックビットアナリシスおよび遺伝子解析におけるその使用
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-520829
公開番号(公開出願番号):特表平9-508527
出願日: 1995年02月07日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】核酸分子中の前以て選択した部位のヌクレオチドの同一性を決定する方法が提供される。この方法は、該前以て選択した部位に存在するヌクレオチドに相補的なヌクレオシド三リン酸をプライマー分子の末端に組み込み、ついで、これを第二オリゴヌクレオチドにライゲートすることを含む。反応のモニタリングは、反応の固相に結合した特異的標識を検出することにより、または溶液中で検出することにより行う。
請求項(抜粋):
標的核酸分子中の前以て選択した単一ヌクレオチド長部位に存在するヌクレオチドの同一性を決定する方法であって、工程:(A)プライマーオリゴヌクレオチドかまたはリンカーオリゴヌクレオチドのいずれかである第一オリゴヌクレオチドを固相支持体に固定化し、その際、該第一オリゴヌクレオチドは該標的分子のヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列を有し、該ハイブリダイズした第一オリゴヌクレオチドの末端が該前以て選択した部位にすぐに隣接するように、該標的分子の第一の領域にハイブリダイズすることができ、(B)該固定化された第一オリゴヌクレオチドを該標的分子の存在下、およびさらにプライマーオリゴヌクレオチドかまたはリンカーオリゴヌクレオチドのいずれかである第二オリゴヌクレオチドの存在下でインキュベートし、その際、該第二オリゴヌクレオチドは該標的分子の配列に相補的な配列を有し、該標的分子の第二の領域にハイブリダイズすることができ、その際、該第一の領域と該第二の領域とは該前以て選択した部位により互いに隔てられており、該インキュベーションは、該第一オリゴヌクレオチドおよび該第二オリゴヌクレオチドが標的分子にハイブリダイズしてハイブリダイゼーション生成物を生成するに充分な条件下で行い、該ハイブリダイゼーション生成物は、該第一および第二オリゴヌクレオチドが単一のヌクレオチドの空隙により互いに隔てられており、該空隙は該前以て選択した部位の反対側にあり、(C)該ハイブリダイゼーション生成物をポリメラーゼ、リガーゼ、および少なくとも一つのヌクレオシド三リン酸を含むヌクレオシド三リン酸混合物の存在下でさらにインキュベートし、その際、該インキュベーションは、該第一または第二のハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドのいずれかの3'末端に該ヌクレオシド三リン酸を鋳型依存でポリメラーゼ媒体されて組み込むことを可能にするに充分な条件下で行い、それによって該ハイブリダイズしたオリゴヌクレオチド間の空隙を充填させ、該オリゴヌクレオチドを隣接させ、該組み込みは該前以て選択した部位に存在するヌクレオチドに相補的なヌクレオシド三リン酸を該ヌクレオシド三リン酸混合物が含有しているか否かに依存し、(D)リガーゼにより隣接する第一または第二のハイブリダイズしたオリゴヌクレオチドの対をライゲートさせ、(E)該固定化された第一オリゴヌクレオチドを、非共有結合により結合した標的または第二オリゴヌクレオチドを該第一オリゴヌクレオチドから分離するに充分な条件下でさらにインキュベートし、ついで(F)該前以て選択した部位の該ヌクレオチドの同一性を決定するからなることを特徴とする方法。
引用特許:
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