特許
J-GLOBAL ID:200903007427015068
分散処理システムおよび分散処理プログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
深見 久郎
, 森田 俊雄
, 仲村 義平
, 堀井 豊
, 野田 久登
, 酒井 將行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-148239
公開番号(公開出願番号):特開2005-332082
出願日: 2004年05月18日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 ネットワークで接続された多数のコンピュータにおいて、効率の良い分散処理やタスク共有を実現する分散処理プログラムを提供する。【解決手段】 時系列で実行される複数の処理を含むタスクを分散処理するために、複数のコンピュータ間をネットワークの通信チャンネルを介して移動可能な複数のエージェントプログラムを用いた分散処理プログラムであって、各エージェントプログラムは、移動テーブルに基づいて、移動後に所属するコンピュータの記憶装置に、タスクを実行するための処理プログラムと、タスクを実行するための処理データと、所属する通信チャンネルを示す通信チャンネル情報と、移動テーブルと、評価値とを関連づけて格納させ(ステップS110)、評価値の値に応じて、エージェントプログラムの分裂処理を行い(ステップS112)、同一の通信チャンネルに属するエージェントプログラムの個数が所定数を超えることに応じて、通信チャンネルを離隔する処理を行う(ステップS116)。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
時系列で実行される複数の処理を含む所定のタスクを分散処理するための分散処理システムであって、
ネットワークを介して相互に通信可能な複数の情報処理機器を備え、
各前記情報処理機器は、
複数のチャンネルのうち選択を指示した通信チャンネルで、前記ネットワークと通信するための通信手段と、
前記複数の処理のうち対応する処理を実行するための情報処理手段と、
前記処理を行うための情報を格納する記憶手段とを含み、
前記情報処理手段は、前記複数の情報処理機器間を前記通信チャンネルを介して移動可能な複数のエージェント演算処理手段を含み、
各前記エージェント演算処理手段は、
前記タスクに対応し現在所属する前記情報処理機器と移動先の前記処理機器とを関連づける移動テーブルに基づいて通信し、移動後に所属する前記情報処理機器の前記記憶手段に、前記タスクを実行するための処理プログラムと、前記タスクを実行するための処理データと、所属する通信チャンネルを示す通信チャンネル情報と、前記移動テーブルと、評価値とを関連づけて格納させる移動手段と、
所属する前記情報処理機器の前記記憶手段に格納される情報に基づいて、前記タスクの前記複数の処理のうち、前記所属する前記情報処理機器に対応する処理を実行するタスク処理手段と、
前記タスクの処理が完了することに応じて、前記評価値を更新する評価値更新手段と、
前記評価値の値に応じて、前記エージェント演算処理手段の分裂処理を行う分裂処理手段と、
同一の前記通信チャンネルに属する複数の前記エージェント演算処理手段の個数が所定数を超えることに応じて、前記同一の前記通信チャンネルに属する複数の前記エージェント演算処理手段に対応する前記通信チャンネルを離隔する処理を行う通信チャンネル離隔手段とを含む、分散処理システム。
IPC (2件):
FI (2件):
G06F15/16 620W
, G06F9/46 360C
Fターム (8件):
5B045GG01
, 5B045HH02
, 5B045HH06
, 5B098AA10
, 5B098GA04
, 5B098GC16
, 5B098GD02
, 5B098GD14
前のページに戻る