特許
J-GLOBAL ID:200903007429044871

ポリプロピレングラフトコポリマーにおける形態制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-356453
公開番号(公開出願番号):特開平11-255844
出願日: 1998年12月15日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】重合速度緩和剤を使用して、ポリマー表面上の重合誘導時間を増加させ、モノマーのポリマー粒子内部への拡散を容易にしてモノマーの表面重合を抑制すること。【解決手段】プロピレンポリマー物質の幹と、そこにグラフト重合したビニルモノマーとを有するグラフトコポリマーを、(1) プロピレンポリマー物質をフリーラジカル重合開始剤で処理する工程、(2) プロピレンポリマー物質の処理を、重合速度緩和剤の存在下、フリーラジカルによって重合され得る少なくとも1種のグラフトモノマーで処理する工程、及び、(3) 未反応のグラフトモノマーを、得られたグラフトプロピレンポリマー物質から除去し、未反応の開始剤を分解し、物質中の残存フリーラジカルを不活性にする工程から製造する。
請求項(抜粋):
実質的に非酸化環境において、以下の工程を有することを特徴とするグラフトコポリマーの製造方法。(a) プロピレンポリマー物質の粒子をフリーラジカル重合開始剤である有機化合物で処理する工程、(b) プロピレンポリマー物質の処理を、重複し又は重複しないで、(a) と同時又は(a) に続く時間、プロピレンポリマー物質100部に対し、フリーラジカルによって重合され得る少なくとも1種のグラフトモノマー約5〜約240部で、実質的に非酸化状況において機能し得る重合速度緩和剤の存在下で処理する工程、及び、(c) 未反応のグラフトモノマーを得られたグラフトプロピレンポリマー物質から除去し、未反応の開始剤を分解し、物質中の残存フリーラジカルを不活性にする工程。
IPC (2件):
C08F255/02 ,  C08F 6/02
FI (2件):
C08F255/02 ,  C08F 6/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-142317
  • 特開平4-142317
  • 特開昭62-057404
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