特許
J-GLOBAL ID:200903007429707935
微細組織を有する結晶粒安定化肌焼用鋼の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石井 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350065
公開番号(公開出願番号):特開平5-163525
出願日: 1991年12月09日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、熱間圧延したままの状態で微細な組織を有し、かつ浸炭時にオーステナイト結晶粒度の粗大化し難い結晶粒度安定化肌焼用鋼の製造方法を提供することを目的とする。【構成】 本願の第1の発明は、重量比で、C:0.08〜0.30%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.3〜2.0%を含有し、さらにAl:0.015〜0.050%、N:0.015〜0.030%をAl(%)/N(%)≦1.92を満足する範囲で含有し、残部Feおよび不可避的に含まれる不純物よりなる肌焼用鋼を1150°C以上の温度に加熱後、終止温度が950〜800°Cとなるように熱間圧延を行い、その後0.5〜0.05°C/sec のゆっくりした速度でA1 変態点以下まで冷却することを特徴とする。また、本該の第2の発明は、第1の発明の肌焼用鋼の成分に加え、さらにCr:0.3〜2.0%、Ni:0.3〜5.0%、Mo: 0.05〜1.0%のうち一種または二種以上を含有させたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量比で、C : 0.08〜0.30%、Si: 0.05〜1.0%、Mn: 0.3〜2.0%、を含有し、さらにAl: 0.015〜0.050%、N : 0.015〜0.030%、をAl(%)/N(%)≦1.92を満足する範囲で含有し、残部Feおよび不可避的に含まれる不純物よりなる肌焼用鋼を1150°C以上の温度に加熱後、終止温度が950〜800°Cとなるように熱間圧延を行い、その後0.5〜0.05°C/sec のゆっくりした速度でA1 変態点以下まで冷却することを特徴とする微細組織を有する結晶粒安定化肌焼用鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/00
, C21D 6/00
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭56-075551
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特開昭56-072124
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特開昭63-157816
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