特許
J-GLOBAL ID:200903007457708750

データ転送中継機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-051186
公開番号(公開出願番号):特開平6-301650
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】並列計算機システムなどのデータ処理システムに設けた処理装置間で他の装置を経由して相互にデータを通信するデータ転送中継機構に関し、他の装置を経由する中継転送を効率的に行って通信手順の簡略化と処理のオーバヘッドの低減を図る。【構成】処理装置10-1〜10-nの各々に、送信パケットのヘッダ部の中に最終宛先処理装置の装置番号に加えて1以上の経由処理装置の装置番号を指定し、受信パケットのヘッダデータの中の装置番号から自装置が最終宛先処理装置でなかった場合には、ボディデータを処理せずに次の経由処理装置を次の宛先とし、あるいは次の経由処理装置がなかった場合には最終宛先処理装置を次の宛先としてネットワーク12へパケット送り返すデータ転送制御部26を設ける。
請求項(抜粋):
命令処理部部(14)、主記憶部(16)および転送処理部(18)を備えた複数の処理装置(10-1〜10-n)をスイッチ回路を備えたネットワーク(12)に接続し、送信元処理装置の転送処理部(18)は、少なくとも宛先処理装置,転送データ量,送信元処理装置におけるメモリアクセス属性,宛先処理装置における処理の指定に関する情報を含むヘッダ部と、該ヘッダ部で指定されるところのボディデータの量が零でない場合にはボディデータを少なくとも含むパケットを前記ネットワーク(12)に対して発信し、前記ネットワーク(12)のスイッチ回路は前記パケットに含まれる宛先処理装置の指示に従ってスイッチ回路の接続を行い、宛先処理装置の転送処理部(18)では、前記送信元処理装置が発信したボディデータの量が零でない場合にはヘッダ部に含まれる受信処理の制御情報を参照してボディデータを命令処理部(14)や主記憶部(16)に送って処理装置間の通信を行い、ボディデータの量が零の場合にはヘッダ部に含まれる制御情報を参照して処理装置間の通信を行うデータ処理システムに於いて、前記処理装置(10)の各々に、特定の処理装置に対する送信時には、ヘッダ部の中に最終宛先処理装置の装置番号に加えて1以上の経由処理装置の装置番号を指定したパケットをネットワーク(12)に送信し、ネットワーク(12)からのパケット受信時には該受信パケットのヘッダ部の中の装置番号から自装置が最終宛先処理装置でなかった場合には、ボディデータを処理せずに次の経由処理装置を次の宛先とし、あるいは次の経由処理装置がなかった場合には最終宛先処理装置を次の宛先としてネットワーク(12)へパケットを送り返す転送制御部(26)を設けたことを特徴とするデータ転送中継機構。
IPC (3件):
G06F 15/16 310 ,  G06F 13/00 355 ,  H04L 12/56
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭52-031492
  • 特開昭53-004993
  • 特開昭52-031492

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