特許
J-GLOBAL ID:200903007461156835

グラフト共重合体ラテックスの製造方法、および該共重合体を含む熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139723
公開番号(公開出願番号):特開平7-324115
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 乳化グラフト重合時の凝固物量が少なく、ラテックスの機械的安定性、耐起泡性に優れるグラフト共重合体ラテックスの提供および該グラフト共重合体を用いてなる耐衝撃性、高温加工時の光沢、成形加工時の耐金型汚染性に優れたゴム強化熱可塑性樹脂組成物を提供する。【構成】 共役ジエン系ゴムの存在下、シアン化ビニル化合物と芳香族ビニル化合物および/または(メタ)アクリル酸エステル化合物とをグラフト重合させる乳化グラフト重合に際し、分子内にラジカル重合可能な二重結合を有する乳化剤をジエン系合成ゴムと単量体の混合物の合計100重量部に対し、0.05〜5.0重量部を用いることを特徴とするグラフト共重合体ラテックスの製造方法、および該グラフト共重合体とシアン化ビニル化合物/(芳香族ビニル化合物および /または(メタ)アクリル酸エステル化合物)共重合体とを混合した、ゴム含有量が10〜30重量%である熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
共役ジエン系ゴムラテックスの存在下にシアン化ビニル単量体と芳香族ビニル単量体および/または(メタ)アクリル酸エステル単量体とをグラフト共重合させる乳化グラフト重合に際し、共役ジエン系ゴム(固形分)の含有率が10〜70重量%であり、共役ジエン系ゴムを除く成分中に占めるシアン化ビニル単量体の含有率が20〜90重量%であって、かつ、分子内にラジカル重合可能な二重結合を有する乳化剤を上記共役ジエン系ゴムと単量体の混合物100重量部に対し、0.05〜5.0重量部を用いて重合することを特徴とするグラフト共重合体ラテックスの製造方法。
IPC (4件):
C08F297/02 MQP ,  C08F 2/24 MCB ,  C08L 35/04 LJN ,  C08L 55/02 LME

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