特許
J-GLOBAL ID:200903007465778571

中空複合繊維の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 良子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-055179
公開番号(公開出願番号):特開平8-226008
出願日: 1995年02月21日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 サイドバイサイド型溶融紡糸の中空複合繊維製造方法であり、3個の円弧状スリットA1,B1,C1又は2個の円弧状スリットA2,B2が間隔d1又はd2をあけて同一円周上に配置され且つa1/b1,a1/c1及びa2/b2が1.00〜1.25で、a1/d1,b1/d1,c1/d1及びa2/d2,b2/d2が0.80〜1.50(a1,b1,c1,a2,b2はスリットA1,B1,C1,A2,B2の幅)でスリットA1の中心角の角度α1及びスリットA2の中心角の角度α2が360°×(X/100)×(5/6)(Xは高粘度重合体の複合比)以上である紡糸ノズルを用いて高粘度重合体の方をスリットA1又はA2からその両端にかからないようにして溶融複合紡糸する方法【効果】 紡糸時の繊維の斜向、紡糸口金への繊維の付着、それに伴う糸切れの発生を防ぎながら、中空割れのない、嵩高性、耐ヘタリ性に優れるサイドバイサイド型の中空複合繊維を極めて円滑に製造することができ、クッション材として特に適している
請求項(抜粋):
粘度の異なる2種の繊維形成性熱可塑性重合体をサイドバイサイド型に溶融紡糸して中空複合繊維を製造する方法であって、(i) 3個の円弧状スリットA1,B1,C1が互いに同じ間隔(d1)をあけて実質的に同一円周上に配置されている紡糸ノズルから、前記の2種の繊維形成性熱可塑性重合体をサイドバイサイド型に溶融紡糸し;(ii) その際の紡糸ノズルは、?@ 円弧状スリットA1の幅a1、円弧状スリットB1の幅b1および円弧状スリットC1の幅c1が下記の式(1)および(2)を満足し;【数1】1.25≧a1/b1≧1.00 (1)1.25≧a1/c1≧1.00 (2)?A 3個の円弧状スリットA1,B1,C1の前記した各幅a1,b1,c1と円弧状スリットA1,B1,C1の間の前記の間隔d1が下記の式(3)〜(5)を満足し;【数2】1.50≧a1/d1≧0.80 (3)1.50≧b1/d1≧0.80 (4)1.50≧c1/d1≧0.80 (5)?B 円弧状スリットA1の延長線により形成される中心角の角度α1が下記の式(6)を満足する;【数3】 α1≧360°×(X/100)×(5/6) (6)[式中、Xは中空複合繊維における粘度の高い方の繊維形成性熱可塑性重合体の複合比率(重量%)を示す]紡糸ノズルであり;且つ(iii) 粘度の高い方の繊維形成性熱可塑性重合体を、円弧状スリットA1の両端部にかからないようにして該円弧状スリットA1から吐出す;ことを特徴とする中空複合繊維の製造方法。
IPC (4件):
D01D 5/24 ,  D01D 5/30 ,  D01F 8/14 ,  D04H 1/42
FI (5件):
D01D 5/24 C ,  D01D 5/30 Z ,  D01F 8/14 B ,  D04H 1/42 T ,  D04H 1/42 X
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-174016
  • 特開昭61-152824
  • 特開昭63-165519

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