特許

J-GLOBAL ID：200903007466247634

冷間加工性と結晶粒度特性に優れた肌焼き鋼の製造方法

発明者： 手島 和宏 ,  宮本 昌樹
出願人/特許権者： 山陽特殊製鋼株式会社
代理人 (1件)： 横井 健至
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-279761
公開番号（公開出願番号）：特開2003-089818
出願日： 2001年09月14日
公開日（公表日）： 2003年03月28日
要約：

【要約】【課題】 冷間加工性、結晶粒度特性ともに良好に保つための優れた肌焼き鋼の焼鈍方法、すなわち、冷間加工性も良好で、冷間加工ままで950°Cで浸炭しても混粒の発生しない肌焼き鋼の製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.03〜0.35%、Mn:0.20〜2.0%、Cr:0.1〜2.0、N:0.010〜0.025%、Al:0.010〜0.050%、Nb:0.03〜0.10%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を、1150〜1250°Cに加熱後熱間圧延を行って素材とし、この素材を870〜950°Cの加熱した後、空冷した後、650〜700°Cで焼鈍することによる冷間加工性と結晶粒度特性に優れた肌焼き鋼の製造する。

請求項（抜粋）：

質量%で、C:0.10〜0.25%、Si:0.03〜0.35%、Mn:0.20〜2.0%、Cr:0.1〜2.0、N:0.010〜0.025%、Al:0.010〜0.050%、Nb:0.03〜0.10%を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を、1150〜1250°Cに加熱後熱間圧延を行って素材とし、この素材を870〜950°Cに加熱保持後、空冷した後、650〜700°Cで焼鈍することを特徴とする冷間加工性と結晶粒度特性に優れた肌焼き鋼の製造方法。

IPC (5件)：

C21D 8/00 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/60

FI (6件)：

C21D 8/00 A ,  C21D 6/00 P ,  C21D 6/00 T ,  C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/60

Fターム (19件)：

4K032AA01 ,  4K032AA03 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA28 ,  4K032AA30 ,  4K032AA31 ,  4K032AA34 ,  4K032CC04 ,  4K032CF02 ,  4K032CF03

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 肌焼鋼の製造方法及びその方法により製造された肌焼鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-295634   出願人：住友金属工業株式会社
• 動力伝達部品用鋼材の軟化熱処理法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-197020   出願人：株式会社神戸製鋼所
• 高温浸炭用鋼の製造方法および該方法により得られる高温浸炭用鋼材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-237583   出願人：株式会社神戸製鋼所