特許
J-GLOBAL ID:200903007476311454

複合材料加工用ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217313
公開番号(公開出願番号):特開平8-071824
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 難削材を含む複数種類の材料が積層されてなる複合材料に穴加工を施すに際し、穴精度が得られ、加工変質層の厚みを抑制し、しかも耐久寿命を長くしてカーボン繊維の毛羽立ちを防止できる複合材料用ドリルを提供する。【構成】 外径が1.0〜2.0mm/100mmの割合で減少するバックテーパ部42が、ドリル径Dに対して0.5〜1.0の割合の軸方向長さLにわたって刃部34の先端部に形成され、且つその刃部34のうちバックテーパ部42に続く部分すなわち小径部44の径が一定に形成されているので、複合材料加工用ドリル10の切削抵抗が好適に低減される。したがって、加工された穴の穴精度が高くなると同時に加工変質層の厚さが抑制される。また、切削抵抗が軽減される結果、切れ刃が摩耗し難くなってドリルの寿命が長くされるので、CFRP22側の穴の出口においてカーボン繊維が毛羽立つということも好適に解消される。
請求項(抜粋):
シャンク部と、先端切れ刃およびリーディングエッジを有する円柱状の刃部とを備え、難削材を含む複数種類の材料が積層されてなる複合材料に切削によって穴加工する複合材料加工用ドリルにおいて、前記シャンク部に向かうに従って外径が1.0〜2.0mm/100mmの割合で減少するバックテーパ部を、ドリル径に対して0.5〜1.0の割合の軸方向長さにわたって前記刃部の先端部に形成し、該刃部のうち該バックテーパ部に続く部分の径を一定に形成したことを特徴とする複合材料加工用ドリル。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-267109
  • 超硬ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-060579   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 特表平2-501207
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