特許
J-GLOBAL ID:200903007482432387

自動車用消火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-299788
公開番号(公開出願番号):特開平9-135917
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 エンジンルーム内で発生した火災に対して自動的に消火を行なう。【解決手段】 受液器3と膨張弁4とを接続する配管10aからは分岐管11が分岐しており、液状の冷媒の一部は分岐管11に流入する。分岐管11には開閉弁6が設けられている。また、分岐管11の下流側端部には噴射手段7が設けられている。エンジンルームの任意の位置に設けられた温度センサがエンジンルームの温度の異常な上昇を検知することにより火災検知器8が火災の発生を検知し、制御手段9が開閉弁6を開くことにより、噴射手段7から液状の冷媒が噴射され、消火が行われる。このように、開閉弁6を火災検知器8からの信号に応じて開閉させ、噴射手段7により冷媒をエンジンルーム内に噴射することにより、エンジンルーム内で発生した火災に対して自動的に初期消火を行なうことができる。
請求項(抜粋):
自動車の走行用エンジンによって駆動され、難燃性の冷媒を圧縮する冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機によって圧縮された前記冷媒を凝縮液化する冷媒凝縮部と、この冷媒凝縮部において液化された液状の前記冷媒を減圧膨脹する減圧手段と、この減圧手段で減圧された前記冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器とを有し、前記走行用エンジンが配される空間に配される冷凍サイクル装置と、この冷凍サイクル装置の前記冷媒凝縮部から前記減圧手段までの間の部分に取付けられる分岐管と、この分岐管に設けられ、前記分岐管を流れる前記冷媒の量を調整する開閉弁と、前記分岐管の下流側端部に設けられ、前記開閉弁が開いた状態であると、液状の前記冷媒を噴射する噴射手段と、前記空間の温度を検出する温度検出手段および/または前記空間の煙の発生を検出するガス検出手段により前記空間における火災の発生を検知する火災検知手段と、この火災検知手段が前記空間における火災の発生を検知すると、前記開閉弁を開くよう制御する制御手段とを有することを特徴とする自動車用消火装置。
IPC (2件):
A62C 3/07 ,  A62C 37/40
FI (2件):
A62C 3/07 Z ,  A62C 37/40

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