特許
J-GLOBAL ID:200903007489659735

エンジンのシリンダヘッド構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072982
公開番号(公開出願番号):特開平8-270501
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 千鳥配置の吸気2弁・排気2弁式エンジンに対して、シリンダヘッドの剛性を均一化することができるとともに、燃料噴射ノズル取付ボス部まわりを十分に冷却することができる手段を得る。【構成】 エンジンDEにおいては、斜交線L1と対応する位置において、第1吸気ポート3の開口部3aの壁部と第6シリンダヘッドボルトボス部20とが第1リブ21によって連結され、かつ第1排気ポート9の開口部9aの壁部と第3シリンダヘッドボルトボス部17とが第2リブ22によって連結され、これらのリブ21,22によって斜交線L1付近の本来は剛性の低い部分の剛性が高められ、シリンダヘッドHの剛性が均一化される。また、両リブ21,22によってウォータジャケット24内での冷却水の流れが斜交線L1に沿う方向に整流され、熱負荷の高い燃料噴射ノズル取付ボス部2付近が十分に冷却される。
請求項(抜粋):
各気筒に対して夫々、第1及び第2の2つの吸気ポートと、第1及び第2の2つの排気ポートとが設けられ、両吸気ポートの吸気系への開口部がシリンダヘッドの第1の側端面側に配置される一方、両排気ポートの排気系への開口部がシリンダヘッドの第2の側端面側に配置され、第1の吸気ポートの気筒内への開口部と第2の吸気ポートの気筒内への開口部とが、平面視で、前者が後者よりもシリンダヘッドの第1の側端面からの距離が長くなるようにして、シリンダヘッド側端面とは直交する方向に偏位して配置され、第1の排気ポートの気筒内への開口部と第2の排気ポートの気筒内への開口部とが、平面視で、前者が後者よりもシリンダヘッドの第2の側端面からの距離が長くなるようにして、シリンダヘッド側端面とは直交する方向に偏位して配置され、平面視で、気筒中心に対応する位置に燃料噴射ノズル取付ボス部が形成されるとともに、気筒まわりに複数のシリンダヘッドボルトボス部が形成されているエンジンのシリンダヘッド構造において、第1の吸気ポートの気筒内への開口部と、第1の排気ポートの気筒内への開口部と、燃料噴射ノズル取付ボス部と、平面視で気筒中心に対して対称的に位置する2つのシリンダヘッドボルトボス部とが、平面視でシリンダヘッド側端面とは斜交する1つの直線上に配置され、上記直線と対応する位置においてウォータジャケット内に、第1の吸気ポートの気筒内への開口部の壁部と該開口部に近接するシリンダヘッドボルトボス部とを連結する第1のリブと、第1の排気ポートの気筒内への開口部の壁部と該開口部に近接するシリンダヘッドボルトボス部とを連結する第2のリブとが設けられていることを特徴とするエンジンのシリンダヘッド構造。
IPC (6件):
F02F 1/40 ,  F01P 3/16 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/24 ,  F02F 1/36 ,  F02F 1/42
FI (7件):
F02F 1/40 A ,  F01P 3/16 ,  F02F 1/00 J ,  F02F 1/24 J ,  F02F 1/36 B ,  F02F 1/42 F ,  F02F 1/42 K
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-030965
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-030965
  • 特開平2-030965

前のページに戻る