特許
J-GLOBAL ID:200903007494069121

電気泳動表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-191509
公開番号(公開出願番号):特開平5-035188
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】長期間優れた表示品質を保持することが可能な電気泳動表示装置を提供する。【構成】透明基板1はガラス板であり、その片面には透明導電膜2が全面にわたって形成されている。背面基板4として厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、スペーサ3を介して透明基板1と接着固定により対向配置させ空間を形成させる。この空間に微粒子を含むフィルム状泳動体5及び微粒子と色の異なる液体を充填後、接着剤6で密封することにより電気泳動表示装置とする。本発明では微粒子を含むフィルム状泳動体5として、ビニル基を有するカップリング剤で処理した微粒子を末端にビニル基を有するビニル化合物中に分散させた分散液を成膜させたもの、またはアミノ基またはグリシジル基を有するカップリング剤で処理した微粒子をエポキシ樹脂中に分散させた分散液を成膜させたものを使用する。
請求項(抜粋):
少なくとも一方は透明な2枚の基板をスペーサを介して所要間隔を開けて対向配置して密封空間を形成しこの密封空間に微粒子を含むフィルム状泳動体及び微粒子と色の異なる液体とよりなる電気泳動表示系を封入した表示パネルと、電気泳動表示系に電界を印加する手段とを備えた電気泳動表示装置であって、微粒子を含むフィルム状泳動体がビニル基を有するカップリング剤で処理した微粒子を末端にビニル基を有するビニル化合物中に分散させた分散液を成膜させたものであることを特徴とする電気泳動表示装置。

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