特許
J-GLOBAL ID:200903007496162315

時計、および時計のケース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-276168
公開番号(公開出願番号):特開平9-166669
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 時計において、ムーブメントが膨張による応力を受ける危険性無しに、ムーブメントが長期間に亘る高レベルの横方向精度を確保しつつケース内に容易かつ迅速に組み立てられることができるようにする。【解決手段】 時計1は、ムーブメント12と、ケース2と、ケース2に対するムーブメント12の軸線方向の位置決めをするための手段25,26と、横方向の位置決めをするための手段Pとを具備する。軸線方向位置決め手段25,26は、ハウジング10の周辺領域内に配置され、かつ支持平面27に沿った横方向の遊びを許容する。横方向位置決め手段Pはケース2の裏蓋6上とフレーム14の下方部分14b上とに夫々配置される。裏蓋6に固定された中心スタッド36が、ムーブメント12の心出し開口部38内に軸線方向の遊びを有して係合される。
請求項(抜粋):
時計であって、軸線(13)とフレーム(14)とを有する時計仕掛けのムーブメント(12)を具備し、更に、ケースバンド(4)と裏蓋(6)とから成るケース(2)を具備し、該ケースバンド(4)と該裏蓋(6)とは上記ムーブメント(12)を受容するためのハウジング(10)を形成し、更に、支持表面(25,26)によって該ムーブメントを該ケース(2)に対して軸線方向に位置決めするための軸線方向位置決め手段を具備し、該支持表面(25,26)が、該フレーム及び該ハウジングの周辺領域内において該軸線(13)に対して垂直をなす平面(27)内を延びており、更に、該ケース(2)に対して該ムーブメント(12)を横方向に位置決めするための横方向位置決め手段(P)を具備する、時計において、該横方向位置決め手段(P)が、上記フレームの横方向寸法に比較して小さな寸法の少なくとも一対の相補状要素(36,38)から成り、該相補状要素がケース(2)の裏蓋(6)上およびフレーム(14)の下方部分(14b)上に夫々配置され、一方の該相補状要素が心出し開口部(38)であり、他方の該相補状要素が、該心出し開口部(38)内に軸線方向に摺動することによって係合される突出スタッド(36)であることを特徴とする、時計。
IPC (2件):
G04B 37/00 ,  G04B 37/04
FI (2件):
G04B 37/00 C ,  G04B 37/04 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表昭58-500626

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