特許
J-GLOBAL ID:200903007496322088

血液凝固蛋白の精製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-564990
公開番号(公開出願番号):特表2002-522553
出願日: 1999年08月11日
公開日(公表日): 2002年07月23日
要約:
【要約】血液凝固蛋白および少なくとも1種の混入物質から血液凝固蛋白を分離する方法であって、(a)血液凝固蛋白および混入物質の混合物を第1の溶媒の流れの中に置き、第1の電気泳動膜によって第1の溶媒の流れは第2の溶媒の流れから分離されているものであり;(b)第1の溶媒の流れのpHを血液凝固蛋白の等電点よりも高いものとするバッファーを選択し;(c)第1および第2の溶媒の流れの間に電位差をかけて、少なくともある程度の混入物質が膜を通って第2の溶媒の流れ中に移動するようにし、その一方で血液凝固蛋白が第1の溶媒の流れの中に実質的に保持されるようにし、あるいは血液凝固蛋白が膜中に入る場合には、第2の溶媒の流れの中に入ることを実質的に阻止し;(d)所望により電位差を停止し、逆転させて、膜中に入った血液凝固蛋白を移動させて第1の溶媒の流れ中に戻し、ここで第2の溶媒の流れ中に入った混入物質が実質的に第1の溶媒の流れ中に再び入ることがなく;次いで(e)第1の溶媒の流れが、天然の血液凝固蛋白の特性を実質的に模倣する所望純度の血液凝固蛋白を含むようになるまで工程(c)を維持することを含む方法。
請求項(抜粋):
血液凝固蛋白および少なくとも1種の混入物質から血液凝固蛋白を分離する方法であって、 (a)血液凝固蛋白および混入物質の混合物を第1の溶媒の流れの中に置き、第1の電気泳動膜によって第1の溶媒の流れは第2の溶媒の流れから分離されているものであり; (b)第1の溶媒の流れのpHを血液凝固蛋白の等電点よりも高いものとするバッファーを選択し; (c)第1および第2の溶媒の流れの間に電位差をかけて、少なくともある程度の混入物質が膜を通って第2の溶媒の流れ中に移動するようにし、その一方で血液凝固蛋白が第1の溶媒の流れの中に実質的に保持されるようにし、あるいは血液凝固蛋白が膜中に入る場合には、第2の溶媒の流れの中に入ることを実質的に阻止し; (d)所望により電位差を停止し、逆転させて、膜中に入った血液凝固蛋白を移動させて第1の溶媒の流れ中に戻し、ここで第2の溶媒の流れ中に入った混入物質が実質的に第1の溶媒の流れ中に再び入ることがなく;次いで (e)第1の溶媒の流れが、天然の血液凝固蛋白の特性を実質的に模倣する所望純度の血液凝固蛋白を含むようになるまで工程(c)を維持することを含む方法。
IPC (4件):
C07K 14/75 ,  A61K 38/36 ,  A61P 7/04 ,  C07K 1/26
FI (4件):
C07K 14/75 ,  A61P 7/04 ,  C07K 1/26 ,  A61K 37/46
Fターム (15件):
4C084AA02 ,  4C084AA06 ,  4C084AA07 ,  4C084BA44 ,  4C084CA36 ,  4C084DC10 ,  4C084NA06 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA53 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045CA30 ,  4H045CA42 ,  4H045DA65 ,  4H045EA24

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