特許
J-GLOBAL ID:200903007502299964

引張力発生型連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109739
公開番号(公開出願番号):特開平9-296695
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 連結すべきセグメント等の部材の一方をスライドさせることにより必要な引張力をもって結合することを課題とする。【解決手段】部材の接合面で連結して一体の構築物とする横方向同士の連結において、セグメント1A内の基材5から接合面1Abに突出した被係合部5bと、セグメント2A内の引張固定部6とで構成し、引張固定部6はハウジング9と、その内部で移動する摺動体10と、この摺動体10とハウジング9との間に摺動体10を奥側に押圧する弾性体11と、摺動体10の係合部10aを接合面2Abより突出状態に保持する止ピン14とを有し、部材1A,2Aの連結時、一方の部材のスライドにより被係合部5bが係合部10aの止ピン14を外して係合し基材5を引張固定部6側へ所定の引張力で引込むようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
セグメント等の部材を縦方向および横方向に配列し、その接合面でそれぞれ連結して一体の構築物を形成させる横方向部材同士の連結装置において、一方のセグメント等の部材に埋設された基材から前記接合面に突出した被係合部と、他方のセグメント等の部材に埋設され前記被係合部に係合する引張固定部とを備え、この引張固定部は、部材内に埋設されるハウジング内にあって該ハウジング内を移動可能でかつ先端に前記被係合部と係合し得る係合部を有する摺動体と、この摺動体とハウジングとの間に摺動体を奥側に押圧する弾性体と、前記摺動体の係合部をセグメント等の部材の接合面より突出状態に保持する止ピンとを具有し、前記両部材の一方のスライドによる接合時、被係合部が係合部の止ピンを押し外して係合し基材を引張固定部側へ所定の引張力で引込むようにしたことを特徴とする引張力発生型連結装置。

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