特許

J-GLOBAL ID：200903007502565486

テープ印字装置

発明者： 山口 晃志郎
出願人/特許権者： ブラザー工業株式会社
代理人 (1件)： 岡村 俊雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-283813
公開番号（公開出願番号）：特開平5-092652
出願日： 1991年10月03日
公開日（公表日）： 1993年04月16日
要約：

【要約】【目的】 印字テープを手動にて引き出す際にも円滑に引き出すことができ且つインクリボンを確実に巻き取ることができるテープ印字装置を提供すること。【構成】 テープ駆動ギヤ12とリボン駆動カム94はステッピングモータ95で駆動されるモータギヤ96により駆動され、モータギヤ96からの回転駆動力はギヤ97、98、クラッチバネ99によって構成されたクラッチギヤを介して伝達される。モータギヤ96は上側のギヤ97と噛合し、ステッピングモータ95の回転駆動力は下側ギヤ98から出力され、、このギヤ98は2段ギヤ100とギヤ101を介してテープ駆動ギヤ12に連動連結され、また2段ギヤ102を介してリボン駆動ギヤ103へ連動連結されている。リボン駆動ギヤ103の回転はバネ93を介してリボン駆動カム94に伝達される。

請求項（抜粋）：

複数の発熱素子を印字媒体の送り方向と直交する方向に列設したサーマルヘッドと、サーマルヘッドに圧接されるプラテンローラとを備え、テープ状の印字媒体にインクリボンを介して印字するテープ印字装置において、前記印字媒体を送る1対の送りローラ及びインクリボンを巻き取るリボンスプールに係合したリボン駆動カム部材と、回転駆動源としてのステッピングモータと、前記ステッピングモータの出力軸ギヤから送りローラに回転力を伝達する第1回転力伝達系と、前記出力軸ギヤからリボン駆動カム部材に回転力を伝達する第2回転力伝達系と、前記出力軸ギヤから第1及び第2回転力伝達系に共通に回転力を伝達する伝達系部分に組み込まれ、ステッピングモータからの回転力を両回転力伝達系に伝達可能で且つ第1回転力伝達系から入力される同方向の回転力を出力軸ギヤに伝達しないワンウェイクラッチ機構と、を備えたことを特徴とするテープ印字装置。