特許
J-GLOBAL ID:200903007507046495

フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205971
公開番号(公開出願番号):特開平10-048699
出願日: 1996年08月05日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】駆動部材が露光作動開始位置へ作動したときの衝撃力によって、鉄片部材が電磁石から離反されないようにしたダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】セット状態においては、先羽根用駆動部材43及び後羽根用駆動部材44の各取付部43b,44bと、鉄片部材45,46の鍔部45b,46bとの間には隙間がある。レリーズ時に初期位置へ復帰させられるセット部材58は、その当初の作動中だけ、遅延レバー61によって制動されるため、押動部58a,58bとローラ47a,48aの接触が保たれる。従って、露光作動開始位置で、取付部43b,44bが駆動ばね49,50の力によって鍔部45b,46bに当接しても、電磁石55,56から鉄片部材45,46を離反させるようなことがない。
請求項(抜粋):
レリーズ時に通電されて吸着力を付与される電磁石と、被押動部を有していてレリーズ時にセット位置から駆動ばねによって露光作動開始位置まで僅かに作動し前記電磁石の通電が断たれたとき該駆動ばねによって更に同方向に作動して羽根群に露光走行を行わせる駆動部材と、前記電磁石の吸着面に吸着される被吸着面を有していて前記駆動部材に相対位置関係を変え得るようにして取り付けられており該吸着によって前記駆動部材が前記露光作動開始位置に保持され得るようにした鉄片部材と、前記被押動部に係接し得る押動部を有しておりセット時には該押動部が前記被押動部を押し前記被吸着面が前記吸着面に接触してからも前記駆動ばねを緊張させレリーズ時には前記電磁石への通電後に初期位置へ復帰し前記駆動部材に前記露光作動開始位置への作動を可能にするセット部材と、レリーズ時において少なくとも前記露光作動開始位置への前記駆動部材の作動終了直後まで前記セット部材の復帰作動を遅延させ前記押動部が前記被押動部に係接しているようにした遅延手段とを備えていることを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
FI (2件):
G03B 9/36 A ,  G03B 9/36 C

前のページに戻る