特許
J-GLOBAL ID:200903007508902344

エンジンの出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236274
公開番号(公開出願番号):特開平5-079363
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 カム切換機構の故障判定時にカム切換を禁止するとともに、アクセル-スロットル特性を故障時用のものにすることにより、運転性の悪化を防止する。【構成】 カム切換機構64は、目標カムとなるように出力カム61と燃費カム62を選択的に切換える。目標カムに適合するアクセル-スロットル特性を用いてスロットル制御手段67が要求アクセル開度に応じた出力トルクが生じるように、アクセルペダルとは独立にスロットル開度を制御する。判定手段69でカム切換機構64に故障が生じてことが判定されると、保持手段70が故障の生じている状態で運転されているカムを目標カムとして保持するとともに、変更手段71がアクセル-スロットル特性をあらかじめ定めた故障時用のものに変更する。
請求項(抜粋):
高出力を発生する特性に設定した出力カムと、燃費が良好となる特性に設定した燃費カムと、アクセル開度に応じて目標カムを設定する手段と、この目標カムとなるように前記2つのカムを選択的に切換えるとともにこのカムの運動を吸排気弁の少なくとも一方に伝達するカム切換機構と、アクセルペダルとは独立してスロットルバルブを開閉駆動する手段と、前記目標カムに適合するアクセル-スロットル特性を設定する手段と、この設定されたアクセル-スロットル特性を用いて要求アクセル開度に応じた出力トルクが生じるようにスロットル開度を制御する手段と、実際に運転されているカムを検出するセンサと、この実際に運転されているカムと前記目標カムとの比較により前記カム切換機構に故障が生じているかどうかを判定する手段と、故障が判定されたとき故障の生じている状態で運転されているカムを前記目標カムとして保持する手段と、同じく故障が判定されたときアクセル-スロットル特性をあらかじめ定めた故障時用のアクセル-スロットル特性に変更する手段とを備えることを特徴とするエンジンの出力制御装置。
IPC (3件):
F02D 13/02 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 11/10

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