特許
J-GLOBAL ID:200903007511401364

分散形マルチリンク手順制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348335
公開番号(公開出願番号):特開平5-160858
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 マルチリンク手順制御において、従来単一のマルチリンク手順制御モジュールにより制御を行っていたところから、その性能がネックとなって、パケット処理スループットの向上が図れなかった点を解決する。【構成】 マルチリンクを構成するそれぞれの通信制御処理装置31〜34(41〜44)に、それぞれ分散させてマルチリンク手順制御部を持たせ、単一のマルチリンク手順制御モジュールは廃止する。
請求項(抜粋):
複数の通信制御処理装置を共通のバスを介してそれぞれ第1の上位システムに接続してなる第1の端末システムと、同じ構成の第2の端末システムと、の間に、各端末システム側のそれぞれ対応する通信制御処理装置同士の間を伝送論理チャネルで接続することによって、マルチリンクを構成し、該マルチリンクを介して第1の上位システムと第2の上位システムとの間でパケットデータの転送を行う際、送信側の端末システムにおいては、該システムに属する全部の通信制御処理装置を送信制御リンクによってループ状に接続しておき、特定の通信制御処理装置が発行するシーケンス番号を送信制御リンクを介して該リンクに沿う上位の通信制御処理装置から受け取った通信制御処理装置は、自装置がデータ送信可の状態にあるときは、バスを介して上位システムから転送すべきパケットデータを読み取ってきて、該データに当該シーケンス番号を付与し、伝送論理チャネルを介して相手方に送出するとともに、前記シーケンス番号を順序が次の番号に修正してから前記送信制御リンクを介して該リンクに沿う下位の通信制御処理装置に渡し、自装置がデータ送信不可の状態にあるときは、前記シーケンス番号を、そのまま修正することなしに、前記送信制御リンクを介して該リンクに沿う下位の通信制御処理装置に渡して以下、これを各通信制御処理装置において繰り返し、受信側の端末システムにおいては、該システムに属する各々の通信制御処理装置において、伝送論理チャネルを介して相手方から、シーケンス番号を付与されたパケットデータを受信すると、該シーケンス番号を読み取り、上位システム内の、シーケンス番号対応にアドレスを定められている格納場所に、該データをバスを介して書き込むことを特徴とする分散形マルチリンク手順制御方式。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 29/10 ,  H04L 13/08
FI (3件):
H04L 11/20 102 D ,  H04L 11/20 102 Z ,  H04L 13/00 309 B

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