特許
J-GLOBAL ID:200903007513077270

追尾受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-014186
公開番号(公開出願番号):特開2000-214243
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 局発信号の発振周波数を可変してドップラ補償を行う機能を有した追尾受信機において、温度変動や経年変化で局発信号の発振周波数が変動した場合、所望のドップラ補償が行えず運用時の追尾精度劣化の原因となる問題があった。【解決手段】 和信号系入力部に校正信号結合器を設け、安定で既知の固定した周波数を発信する校正用基準RF信号発振器から校正用基準RF信号を入力し、発振器制御回路により局発信号発振器を制御し局発信号を掃引し、レベル検出回路によりレベル検出信号をモニタする。
請求項(抜粋):
追尾受信機に入力される和信号を、低雑音増幅する和信号系低雑音増幅器、前記和信号系低雑音増幅器より出力される和信号の帯域を制限する和信号系帯域制限フィルタ、和信号系と差信号系の位相をあわせる移相器、追尾受信機に入力される差信号を低雑音増幅する差信号系低雑音増幅器、前記差信号系低雑音増幅器より出力される差信号の帯域を制限する差信号系帯域制限フィルタ、差信号に変調をかける変調器、前記和信号と差信号を合波する合波器、局発信号を発信する局発信号発振器、衛星の位置及び時刻データからドップラシフト量を予測計算し、これを補償するよう前記局発信号発振器の発振周波数をドップラ補償予報値により変動させ、かつ、前記ドップラ補償予報値のずれ分をドップラ補償オフセットコマンド信号により入力する計算機、前記局発信号発振器から出力される信号からローカル信号を生成する局発回路、前記合波器より出力される信号を前記局発回路から出力されるローカル信号を用いてIF(INTERMEDIATE FREQUENCY)信号へ周波数変換する周波数変換器、前記周波数変換器から出力される信号を狭帯域に帯域制限する狭帯域帯域制限フィルタ、前記狭帯域帯域制限フィルタの出力信号のレベルが一定になるようゲインをコントロールするAGC(AUTOMATIC GAIN CONTROL)回路、前記AGC回路より出力された信号を検波する検波器、前記検波器より出力された検波信号を方位角成分と仰角成分に分配する誤差信号分配器、前記誤差信号分配器から出力された信号から仰角誤差信号を検出する仰角誤差信号検出器、前記仰角誤差信号検出器で検出された誤差信号の帯域を制限する仰角誤差信号フィルタ、前記仰角誤差信号を所定のレベルまで増幅する仰角誤差信号増幅器、前記誤差信号分配器から出力された信号から方位角誤差信号を検出する方位角誤差信号検出器、前記方位角誤差信号検出器で検出された誤差信号の帯域を制限する方位角誤差信号フィルタ、前記方位角誤差信号を所定のレベルまで増幅する方位角誤差信号増幅器、前記仰角誤差信号増幅器、方位角誤差信号増幅器からの出力信号からアンテナ駆動信号を計算するアンテナ駆動計算機、前記変調器及び前記仰角/方位角誤差信号検出器で変調/復調を行うためのクロック信号を発生するクロック回路、校正信号を発信する校正用基準RF信号発振器、コマンド信号により前記校正用基準RF信号発振器のバイアスをコントロールするバイアスコントロール回路、前記校正用基準RF信号発振器から出力される校正信号を和信号系に入力させる校正信号入力手段、コマンド信号により前記局発信号発振器を制御する発振器制御回路、前記AGC回路から出力された信号からレベルを検出するレベル検出回路とを備えたことを特徴とする追尾受信機。
IPC (2件):
G01S 3/42 ,  H04B 1/26
FI (2件):
G01S 3/42 C ,  H04B 1/26 C
Fターム (6件):
5K020AA05 ,  5K020DD22 ,  5K020EE01 ,  5K020EE04 ,  5K020LL00 ,  5K020NN01

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