特許
J-GLOBAL ID:200903007532810000

無段変速機の前後進切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮内 利行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-031337
公開番号(公開出願番号):特開平6-221385
出願日: 1993年01月27日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 前後進切換装置の軸方向寸法を小さくする。【構成】 サンギア(75)には、これの歯が設けられた部分よりも内径側部分(75a)であってキャリア(79)の壁部(79d)と対面する側の面に、第1スラストベアリング(100)を収容する凹部(75c)が設けられている。キャリア(79)の壁部(79d)の内径側部分(79b)には、サンギア(75)に対面する側の面が隆起するとともに出力軸(14)を回転可能に支持するベアリング(88)に対面する側の面がくぼむように、第1及び2スラストベアリング(100、102)の径に対応した径の円形の段差が形成されている。サンギア(75)と、第1スラストベアリング(100)及びキャリア(79)の内径側部分(79b)とは、軸方向に重なり合った配置となり、キャリア(79)の外径側部分(79c)と第2スラストベアリング(102)とは、軸方向に重なり合った配置となる。
請求項(抜粋):
一組の遊星歯車装置と、前進用クラッチと、後進用ブレーキとを有しており、遊星歯車装置は、サンギアと、インターナルギアと、両ギアと同時にかみ合うピニオンギアを回転可能に支持するキャリアとから構成され、前進用クラッチは、インターナルギアと、サンギア又はキャリアとを締結又は解放可能であり、後進用ブレーキはキャリアをケーシングに締結又は解放可能であり、インターナルギアは前進用クラッチのドラムを介して入力軸と常時連結され、サンギアは出力軸と常時連結され、キャリアは、軸方向に直交する円板状の壁部と、これの外周から前進用クラッチのドラムの外周を包囲するように伸びる円筒状部とを有するドラム状に形成されているとともに、これの壁部の両面にそれぞれ配置される第1及び第2スラストベアリングを介して、サンギアと、出力軸を回転可能に支持するベアリングとの間に配置されている、無段変速機の前後進切換装置において、サンギアには、これの歯が設けられた部分よりも内径側であってキャリアの壁部と対面する側の面に、第1スラストベアリングを収容する凹部が設けられており、キャリアの壁部の内径側には、サンギアに対面する側の面が隆起するとともに出力軸を回転可能に支持する上記ベアリングに対面する側の面がくぼむように、第1及び2スラストベアリングの径に対応した径の円形の段差が形成されている、ことを特徴とする無段変速機の前後進切換装置。
IPC (2件):
F16H 3/60 ,  F16H 3/44
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-165149
  • 特開平1-210640
  • 特開平4-258528
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