特許
J-GLOBAL ID:200903007537248688

麻酔器の酸素フラッシュ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014192
公開番号(公開出願番号):特開平10-211283
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 人工呼吸の回路において、ポンプ作用をする極めて柔らかいベローズが、自重で潰れてポンプ作用が不完全になったとき、速やかに回復させる。【解決手段】 呼吸回路11の始端にフレッシュガス源2と酸素フラッシユ弁3があり、中間部に吸気弁5と呼気弁8があり、連通路路10aに炭酸ガス吸収装置10があり、終端に極めて変形しやすいベローズ9がある。手動バッグ15を圧縮膨脹させると、ベローズ9も圧縮膨脹してベローズ9がポンプ作用をするから、麻酔ガスは炭酸ガス吸収装置10を通って浄化され再循環する。呼吸回路11に漏れがあるとベローズ9が自重で潰れてポンプ作用をしなくなるから、酸素フラッシュ弁3と送気弁26を開けて操作用ガスをベローズ9に入れて潰れを回復する。次ぎにオーバーフロー弁21が開いてガスがバッグ9に入るが、多すぎると排気弁19から逃がす。
請求項(抜粋):
酸素源に接続した酸素フラッシュ弁とフレッシュガス源とを並列に始端に接続し、且つ逆止弁型の吸気弁を経てマスクに至る吸気路と、該マスクから逆止弁型の呼気弁を経てベローズの底部に至る呼気路と、吸気弁の上流側と呼気弁の下流側を連絡する連通路に設けた炭酸ガス吸収装置と、前記ベローズを囲む圧力チャンバーに圧力管を介して接続した手動バッグと、前記呼気弁の下流に設けた排気路と、該排気路にあって該排気路側と前記圧力管側の圧力が作用するオーバーフロー弁と、手動バッグの口部に接続した送気弁及び排気弁とを備える麻酔器のフラッシュ回路において、排気路のオーバーフロー弁の下流に陽圧安全弁と送気弁を並列に設け、該送気弁の出口と前記排気弁の入り口を手動バッグの口部に連通し、該送気弁と前記酸素フラッシュ弁を連動させたことを特徴とする、麻酔器のフラッシユ回路。
IPC (2件):
A61M 16/00 280 ,  A61M 16/00 347
FI (2件):
A61M 16/00 280 ,  A61M 16/00 347

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