特許
J-GLOBAL ID:200903007538066290

有機モノマーまたは助剤の分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-537648
公開番号(公開出願番号):特表2000-509320
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】本発明は、圧縮し乾燥した二酸化炭素を溶媒として用い、有機ポリマーの合成または重合反応に使用される有機モノマーまたは助剤を、合成によって得られたプレポリマーから抽出することによって分離する方法に関する。
請求項(抜粋):
1.臨界圧および臨界温度を超える熱力学的状態の圧縮二酸化炭素を溶媒として用い、有機ポリマーの合成または重合反応に使用される有機モノマーまたは助剤を、合成によって得られたプレポリマーから抽出することによって分離する方法において、 上記二酸化炭素を、プレポリマーと一緒にする前に、20ppmよりも低い湿分含量に乾燥することを特徴とする方法。 2.二酸化炭素は、2.5ppmよりも低い湿分含量に乾燥する請求項1記載の方法。 3.プレポリマーと乾燥二酸化炭素は、150〜300barの圧力で一緒にする請求項1または2記載の方法。 4.プレポリマーと乾燥二酸化炭素は、40〜80°Cの温度で一緒にする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 5.二酸化炭素は、乾燥するために、抽出前にモレキュラーシーブまたはシリカゲル内を通過させる請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6.二酸化炭素ガスは、乾燥するために、平衡圧で-50°C未満の露点に冷却し、次いでシリカゲルまたはモレキュラーシーブ内を通過させる請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.乾燥二酸化炭素中に溶解したモノマーは、この二酸化炭素と一緒に、プレポリマーから分離する請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 8.乾燥二酸化炭素に溶解したモノマーは、この二酸化炭素を溶解モノマーと一緒にプレポリマーから分離した後に分離する請求項7記載の方法。 9.モノマーの分離は、20〜80barで行う請求項8記載の方法。 10.モノマーの分離は、-10〜+40°Cの温度で行う請求項8または9記載の方法。 11.分離したモノマーは、合成のために再使用する請求項8〜10のいずれかに記載の方法。 12.モノマーの分離後に、乾燥二酸化炭素は、付加的なモノマー分離のために再使用する請求項1〜11のいずれかに記載の方法。 13.プレポリマーと乾燥二酸化炭素を一緒にする工程および二酸化炭素をそこに溶解したモノマーと一緒に取り出す工程は、連続的に行う請求項1〜12のいずれかに記載の方法。 14.モノマーは、液体または粘稠プレポリマーから分離する請求項1〜13のいずれかに記載の方法。 15.プレポリマーから、イソシアネートを分離する請求項1〜14のいずれかに記載の方法。 16.プレポリマーから、アルデヒド、ジオキサン、環状エステルおよび/またはグリコールを分離する請求項1〜15のいずれかに記載の方法。 17.プレポリマーから、アクリル系エステルおよび/またはメタクリル系エステルを分離する請求項1〜16のいずれかに記載の方法。 18.プレポリマーから、前記プロセスに付随して添加した担体、特に、開始剤、希釈剤または安定化剤を分離する請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
IPC (2件):
B01D 11/00 ,  C08G 18/10
FI (2件):
B01D 11/00 ,  C08G 18/10

前のページに戻る