特許
J-GLOBAL ID:200903007550312255

トナー組成物の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160851
公開番号(公開出願番号):特開平6-095422
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 例えば7ミクロン若しくはそれ以下の粒径の黒色又は有彩色のトナーが分級操作を必要とせずに製造でき、解像性に優れ融解温度が110〜150°C程度,光沢が50〜80グロスユニット程度,転写効率が75〜90%以上,用紙のカールが最小又は皆無であるような、トナーの製法を提供すること。【構成】 例えば非極性一次樹脂粒子,二次顔料粒子,および例えばサルチル酸クロム,重硫酸4級アンモニウム水素,テトラアルキルアンモニウムスルホネート等から成る群から選択される任意成分としての電荷強調添加剤から構成される非極性複合トナー組成物の製法。
請求項(抜粋):
トナー組成物の製法において該製法が:(i)非イオン性界面活性剤,アニオン性界面活性剤,非極性オレフイン系第1モノマー,非極性ジオレフイン系第2モノマー,遊離ラジカル開始剤,および連鎖移動剤の各一種の混合物を水中で撹拌してラテックスエマルジョンを調製し;(ii)このラテックスエマルジョンを室温乃至約80°Cに加熱して重合させ,体積平均粒径約5乃至約500ナノメーターの非極性オレフィン系エマルジョン重合樹脂粒子を形成させ;(iii)この非極性オレフィン系エマルジョン重合樹脂粒子混合物を水で希釈し;(iv)希釈済み非極性オレフィン系エマルジョン重合樹脂粒子混合物に対して着色剤または顔料粒子を添加し,必要に応じて生成混合物をホモジナイザーで分散させ;(v)カチオン性界面活性剤を添加して着色剤または顔料粒子をエマルジョン重合樹脂粒子の表面に凝集させ;(vi)この凝集混合物を高シエア下で均一化して体積平均粒径が約5ミクロンまたはそれ以下の,静電的に結合した集合複合粒子を形成させ;(vii)静電的に結合した該集合複合粒子を加熱して非極性トナーサイズド粒子を形成させ;(viii)静電的に結合した該非極性トナーサイズド粒子を任意にハロゲン化してハロゲン化ポリマー樹脂から成る外表面すなわちカプセル殻を有する非極性トナーサイズド粒子を形成させ;(ix)生成した非極性トナーサイズド粒子を分離する;工程から成る製法。
IPC (2件):
G03G 9/08 311 ,  G03G 9/087
FI (2件):
G03G 9/08 381 ,  G03G 9/08 384

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